2013-07-08 (Mon)
大分ファイザー緑内障シンポジウム講演をなんとか終えました。
大分県眼科医会の先生方、ご多忙な時期にもかかわらず多数のご出席頂きありがとうございました。

特別講演をされた井上眼科病院の井上賢治先生のネームバリューのおかげだと思いますが、学会が多い時期にもかかわらす、勉強熱心な先生が多いと感じました。
K教授また関係者の方々のご高配に感謝申し上げます。

ご出席の先生方がわたしのマニアックな、しかも駆け足の話もよく聞いてくださり、さまざまに質問をいただいたのには驚きました。

さて講演でも触れましたが
原発閉塞隅角緑内障PACGに対して
比較的早期の水晶体摘出術が徐々に推奨されていますが
遠視が強くない患者さんに御納得いただくことはなかなか難しいのではないでしょうか。

裸眼視力1.2のPACG患者さんに緑内障手術としての白内障手術をしましょう、
ではわかりにくいです。

水晶体摘出の摘出という言葉も結構ハードルが高い気がします。
ランダム臨床研究であるEAGLEスタディによって「早期水晶体摘出」の効果、その適切な時期が証明されるまでは手術適応決定について慎重であるべきですが、おそらくPACまたはPACGに対する治療の一部は水晶体手術になってゆきそうな流れですし、それに取り残されて緑内障が進行しないように、患者さんに丁寧な、御納得いただける手術の意義説明が重要であります。

小生はAngle-reconstruction by phacoplasty (水晶体形成による隅角再建)
またはAngle-reconstruction by lens exchange (屈折分野でいわれているように、水晶体交換)とでも表現すると、治療内容にもう少し即した術名になるのではないかと感じているのですが、
(けして言葉遊びではなく、また水晶体手術が遅れるとずるずる視野障害が進む例もなくはないので、説明が特に大事だと感じます・・)
いかがでしょうか。


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