2013-02-14 (Thu)


「型破り」で勝つ私の流儀(イーライ・ブロウド著 田中祐輔監訳 日本文芸社)

ブルームバーグニューヨーク市長の前書きつき。
ビル・クリントン元米国大統領も推薦。
正月休みに読んだけれど、ブルームバーク氏が言うように「不可能を可能にしようと思ったら、何よりもまず非常識でなくてはならない」という言葉を実践した企業家であり慈善事業家の本。

大変おもしろく読みました。

・・・子供はすぐに、「それ、いいじゃないか!」と言う。
ところが大人になると人はこの言葉を言わなくなる。
現状を受け容れてしまうからだ。
他の人が「答えはもう出ている」と思っている中で、一人この言葉を発することのできる人間だけが、未知への扉を開くのだ。・・・

医学研究でも医療関係の業務でも
なにかアイデアを出すと
それは以前失敗した
とか、それは現実的ではありません
などの反応が返ってくる。

それいいじゃないか!でとにかく試みてみる
もちろん失敗もある
けれど失敗してみると
物事が良く分かる。

最近ある医療職を新しく採用してみたら、業務上思いがけない問題点が出てきてうまく行かなかった。
あまり急ぐ必要はなかったけれど
懸案に対してとにかくアクションを起こしてみたのだが
いろんなことが分かって大変有り難かった。
書類をみながら頭を巡らしていても分からないことが実際に失敗するととても良く分かる。

小生、手術や薬物治療に対しては非常に慎重派なので新しい技術に飛びつくことはないのだけれど、

(そのために自分の患者さんを相当守って来ることが出来たと言う自負もあります。
反応が鈍いだけと言われればそうなのですけれど)

なにかが納得できない、という気持ちを抱いて採用をぐずぐず引き延ばしたくなる新治療には思いがけない落とし穴が、ごく稀ながら、後に判明することがあるように思います。

それに比べて病院運営業務の改善は、通常、患者さんに危険を与えるものがないので、とにかくやってみて
失敗してもそこから学んで方向性が見えてくることが多いため
まだ何もしないままよりはるかに有益と
いつも思います。


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