2011-08-15 (Mon)
8月15日。
終戦記念日
このところ大震災への配慮もあったのか
日中の軋轢もあまり聞こえてこない。

けれど日中関係を未来につなぐことは
本当に大切であると思う。

わたしは長崎原爆記念日が誕生日なので、原爆の悲惨をいつも思っているけれども
また、日本は中国を始めアジア諸国への加害者であったことも忘れるわけにはいかない。

日中を繋ぐ人脈が不足しているのではないかと心配な中で
この一、二年注目しているのは
加藤嘉一(かとうよしかず)さんである。
加藤嘉一さんの公式HP

彗星の如く現れて、ある種爽やかに日中関係を論じている。

今やご存じの方も多いと思うけれど
山梨学院大学附属高校卒業。
山梨学院大学と学術協定を結んだばかりの北京大学への留学に名乗りを上げ、北京へ。

北京大学留学生会会長を務め
2005年反日デモへの建設的な論評で一躍有名になる。

2008年訪日を控えた胡錦涛主席が面会。
現在英フィナンシャルタイムズ中国語版コラムニスト。

春に購入したままだった
「中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか」
加藤嘉一著
ディスカバー・トゥエンティワン刊
をこの盆休みに読んだ。

原題は「中国よ、私は貴方を誤解しているのですか?」という感じらしい。
これを日本語化して加筆修正されている。

内容は日本の題名と違って、正統派の意見が丁寧に綴られている。
実体験に基づく比較文化的なコメントが興味深い。

「ちなみに、中国にいじめという文化はない。
中国社会は嫉妬文化で成り立っていないからだ。
・・・・
小学校・中学校・高校で、ぼくは「いじめ」のような罰を数えきれないほど受けてきた。
その理由は、今ふうに言えば、比較的空気に疎いからだと思う。
そのうえ、「空気」に従うというやり方に、生理的に同意できないからではないかと自分では認識している。
・・・
でも中国は違う。
「出る杭は打たれる」という意味不明な文化は存在しない。
逆に、出なければ打たれる。」

「日本人は、とっても勤勉である一方、案外面倒くさいのを避ける民族だと思う。」

勿論加藤さん個人の見方であるが、当たっているのではないだろうか。
彼の中国語ブログは多い日には83万アクセスを示している。

ぜひ加藤さんに日中双方の理解を深める仕事を独自の立場で進めていただきたいと願っています。


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