2011-07-15 (Fri)
フェイスブックが「天才ハッカー」として有名なジョージ・ホッツ氏(21)を社員として採用というニュースには考えさせられた。

「ホッツ氏はソニーの家庭用ゲーム機などを改造する技術を開発、公開。
同氏をソニーが訴えて情報流出問題が起こったとされている。このことは日米企業の技術者に対する接し方の違いを示している。」
(日本経済新聞6月28日)。

米国ではハッカーを突出した知識を持ち規制の枠組みにとらわれずに技術を開発する技術者と捉えるらしい。

医学研究においても天才ハッカー的な研究員をどう処遇するかという問題があるのではないだろうか。

ヒトゲノム解析におけるベンター博士などはハッカーという言葉に入りきらないかもしれないし、毀誉褒貶激しいものがあるが、ワトソン博士らの権威ある枠組みに挑戦したハッカー研究者と言っても良いのかも知れない。
「ヒトゲノムを解読した男 クレイグ・ベンター自伝」 J・クレイグ・ベンター 化学同人刊

日本の医学界や科学界はハッカー的な突出した才能をどういかしているのだろうか。

確かに臨床では奇人変人は困る。
なかなか臨床医局には生息しにくけれど
基礎研究では奇人変人もよいのではないだろうか。
(きちんと論文を書いて世界がその変人さに敬意を抱かなくてはいけないけれど)

フィリピンは日本以上に政治指導者に恵まれない国であった。
失業率が高いので、コンピュータ技術者がハッカーとなる割合も世界一と言われている。
これを逆手にとって
大手のセキュリティ対策ソフト会社はその開発・研究機関をフィリピンにおいている。
(大前研一 「お金の流れが変わった!」PHP新書 )

とのことで世界はしたたかであります。

日本に埋もれているハッカー研究者の良い意味での活躍をぜひ見てみたい気がします。


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