2011-07-02 (Sat)
パリで開催されている世界緑内障学会(WGC、日本の新家教授が会長)において
「緑内障に対し過去5年間で最も貢献したもの」
というシンポジウム(座長JS Schuman教授ら)では

1.緑内障の高解像度画像診断(JC Fujimoto)
2.緑内障は眼と脳に影響する(RN Weinreb)
3.緑内障動物モデルの開発(J Danias)
4.緑内障ドレナージ・デヴァイスの進歩(K Barton)
5.網膜神経節細胞の生体内可視化(F Cordeiro)

というシンポジウムが開催されました。
確かにこれらの項目はどれも大きな展開につながってきています。

日本はしかしこれらの項目のうち緑内障ドレナージ・デヴァイス(GDD、眼内まで差し込んだ特殊なチューブを通じて眼内の房水結膜下に誘導する)に対する国の認可が極端に遅れ、難治緑内障に対する手術選択肢が限られ、経験も不足しています。
これらのGDDがより進歩して安全性が確立されれば、白内障手術時にGDDを併用して薬物治療を軽減しようという方針が世界的な傾向になってゆくのかもしれません。

今年秋に予定されている日本緑内障学会を含め、GDDに関するシンポジウムでは、韓国の先生方の経験を拝聴している状況です。

これら5項目のような未来につながる研究に日本の若手が大きく貢献することを期待しております。


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