2011-05-23 (Mon)
日本眼科学会ではEDI-OCTによる脈絡膜観察がひとつのトピックでした。

これはスペクトラルドメインOCTでは光源からの至適距離において最も良好な画像が得られることを利用して、その至適距離を脈絡膜側にシフトさせて観察する方法です。

福島県立医大のM先生(日眼抄録集88ページ)は
enhanced depth imaging(EDI)-OCTを用いて中心性漿液性網脈絡膜症(CSC)、加齢黄斑変性、原田病、病的近視の脈絡膜にその疾患の首座があると考えられる例についてのEDI-OCT画像を示しています。

欧米の研究者があまり見ることがない疾患は原田病なので原田病のデータは貴重だろうと思います。

神経眼科と緑内障に応用できないものでしょうか。
日本眼科学会木曜日の緑内障セッションでも、香川大学のH先生 が(抄録集 40ページ)NTGの脈絡膜厚と視野障害速度について報告をしています。

既にQuigley教授がOphthalmology最新号に緑内障との関連性についてデータを出しており、この論文では緑内障の進行程度と脈絡膜厚との間には関連性が見られないという結論のようです。

さらに視神経乳頭の解析はどうでしょうか。
研究の進展が期待されます。


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