2011-04-03 (Sun)
4月2日土曜日
職員の母親が亡くなったので
外来終了後午後4時半からタクシーでお通夜に出かける。

日之影(ひのかげ)という、日向から北西に1時間ほどの町から
さらに細い山道を渓谷に沿って1時間ほど北に登ってゆく。

離合も難しいような、しかし美しい山間(やまあい)である。
鹿川(ししがわ)という名前のように
何が出てもおかしくないところに民家が点在していて、畑や家周りもきちんと整備されている。

まだまだ若い母親を亡くした職員には母親の療養期間3ヶ月ほど介護休暇を取ってもらっていた。
さすがに疲れた様子ながら、当院の職員達も多数通夜に駆けつけたため気丈に挨拶をしてくれていた。
この村の人々の温かい繋がりが良く伺える、自宅での御葬儀でありました。

帰りはすっかり暗くなった山道を登り下りして日向へ帰る。
途中は車中も暗いのでパソコンからオーディオ・ブックを聞く。

日本経営品質賞を2度受賞した中小企業を率いるカリスマ社長小山哲さんの講演を聴く。
職員をどう選びどう鍛えてゆくのか、笑いを取りながら断言する独特の仕事哲学に考えさせられた。
日本経営品質賞について

田舎の診療所にとって
大事なのは職員の才能ではない。
というよりもそもそも才能溢れる人材は田舎には少ないし、当院のような35名程度の小さな施設にはなかなか来てもらえない。
それよりもチームとしての価値観が揃っていることが重要だと思う。

われわれの医療チームは、日向市亀崎にあることに掛けて言えば
どん亀チームであると常々職員にも言っている。
院長以下、どん亀だからこそ、地道にこつこつはい上がってゆく(しかない)。
仲間を想いやる。
まだまだ足りないけれど、患者さんに医療の枠を超えて配慮してくれるスタッフも多い。

往復4時間以上かけ、4台の車に分乗して通夜に出かけてくれた職員達。
さらに所用でゆけなかった職員も多かったと思う。
介護休暇に加えて産休、結婚退職が続いた時期をみんなで良く支えてくれた。

身内を褒めるのもなんであるが、わたしは彼女たちの思いやりに感動した。

どんなことがあろうとやはり新年度は始まる。
みんなの健闘を期待しているところであります。


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