2011-03-13 (Sun)
震災に伴う原発事故報道があいまいなのにいささか懸念を覚えている。

福島第1原発での水素爆発についてのニュースは当初、テレビ各社とも爆発前と後の写真のみを出していたが、同時間帯すでにBBCやCNNでは爆発する動画情報を流しており、日本の報道ではこのように微妙な情報操作?が行われるのだなあと感じた。

本日朝のTBSニュースでライブ中継した安全保安院の説明も、お疲れとは思うが、ぶっきらぼうにさえ聞こえた。テレビ中継があっているのに、文書に書いてあるとおりです、というような説明にも驚く。
視聴者に無用の心配を掛けたくないという親心と不都合なことをあえてふれないでおこう(さらに言えば隠せれば隠したい)という気持ちとは紙一重ではないだろうか。

医療では根拠のない楽観は強く戒められている。
われわれ医師の手術に関するインフォームドコンセントでも患者さんを心配させすぎるといけないかもしれないという気遣いから、ごくごく稀な、しかし深刻な合併症について触れることには勇気がいる。
しかし医療においては稀なものでも重篤な合併症については説明がきちんと行われていないと医療として成立しない。

素人ながら世界の原子力発電に果たす日本の役割、責任は大変大きいと聞く。
各国の専門家の参加も受け入れ、この未曾有の事態にも適切に対処しえれば、かえって日本原子力技術の評価は高まると思う。
原発事故について丁寧な説明と現場の安全と御健闘を祈るものであります。


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