2011-02-04 (Fri)
Number誌1月27日号は
イチロー選手の食についての特集
(書きためたままだったのでアップが遅くなりまして恐縮です)

カレー伝説は誤報であると昨秋伝えられたが
ユンケルは16年一日も欠かさず飲んでいるらしい(p 17)。

わたしもユンケル・ファンなのだが
自分自身、ドリンク剤やサプリメントを連続して服用することのリスクを考えることがある。
(これはさらに厳しい検査を受ける医家向けの一流製剤メーカーによる、長期連用を目的とした治療薬剤についての話ではないことをお断りしておきます。)

プロ選手のルーティーンとして同じ安全な(調理した)食材をとることは、特に米国においてはイチローらしい態度として興味深いけれど、

眼科医としてはどうしてもSMON病につながったキノホルム事件
(一般整腸剤として認可されてしまったキノホルムがSubacute myelo-optic neuropathyを引き起こしてしまった事件
Reisaku Kono: Relation between Subacute Myelo-Optic Neuropathy (S.M.O.N.) and Clioquinol: Nationwide Survey, The Lancet, Vol 301, 1973, pp. 171–173)や

S電工のトリプトファン事件を思い出す。
(S電工が遺伝子組み換えで作った、[トリプトファン](アミノ酸の1つ)の中に不純物が含まれており、それにより、38人の死者も含む、何千人もの被害者を主として米国において出した事件)

製薬会社当事者が万全を期していても、偶発的に問題となる要素が入ってしまうということはあり得るという事例である。
これは小生も愛用するユンケルを誹謗するのではなく、偶発的な事故はあらゆる「サプリメント」に起こりえる問題であり、これを常にゼロにするようにメーカーは大変な努力を重ねているのも事実。

それでも、日本の至宝、イチロー選手には時には、ドリンク剤くらいと軽く考えずに、沢山あるユンケルブランドの中ででも良いから銘柄を変える方が良いのではないですか、と老婆心ながら思う。
正直なところ、わたし自身もそう言いながら自分自身、時々飲む場合には飲み慣れた銘柄をなかなか変えきれずにいる。
ユンケルのようなドリンクは漢方製剤を含むので
自らの生理条件に合うドリンクははっきり分かれるからではないだろうか。

Number誌のイチロー特集を読みながら、几帳面に同じ会社の同じサプリメントをとり続けることの偶発的なリスクについて余りナイーブではいけないのではないかと、ちょっとばかり気になったところでありました。


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