2010-11-12 (Fri)
11月11日木曜日
ロナルド・M・バード(RMB)神経眼科勉強会インストラクション・コースのため
午前7時半の電車にて宮崎空港へ。
午前9時35分発JAL2443便にて大阪伊丹空港。
リムジンバスにて神戸三宮
タクシーにて会場のポートピアホテルへ。

着後、丁度司会の京都大学M先生と会って
打ち合わせ。
RMBセミナーが開かれる予定の会場は午後1時までランチョンセミナーが行われていた。
そのまま入ってお弁当を戴きながら拝聴。

1. W先生 対緑内障点眼薬の角膜障害について
2. K先生 緑内障の治療戦略

薬物性角膜障害は主として角膜自体に起こり
ドライアイでは結膜上皮にびらんが目立つことから鑑別する

緑内障点眼による角膜障害はハリケーン角膜症の状態になってしまったら
点眼を中止するしかない。
眼圧を慎重にフォロー。

緑内障の治療戦略は
K先生の造語らしい「OCT緑内障」・「FDT緑内障」のような
いわばPreperimetric glaucoma(スタンダードな視野検査ではまだ異常が検出されない早期緑内障)なのかどうかはっきりしない状態に惑わされず
慎重に治療適応を見極めましょう。

(もちろんいくつかの要素を組み合わせて検討。OCTにてRNFL Defectが検出され、ハンフリー視野検査が正常な場合、もし家族歴があれば治療開始する方が安全かもしれない。また患者さんの年齢、近視、全身疾患の有無などによって、治療を開始すべきか決定)

最終的に点眼治療を開始するかどうかは
患者さんに十分説明して
理解を得た上で患者さんの意向に十分配慮する。

Kのお話は途中からクイズ形式になり面白かった。
K先生が司会のS教授に先生はどうしますかと余興で尋ねると
真面目なS教授はうーんとうなって考え込まれた。
(設問の多くは実際の処、点眼を開始するのも、しないのもそれぞれ一理あるというような微妙な例であった)

緑内障治療は奥が深く
守るも攻めるも悩ましいのであります。


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