2010-09-29 (Wed)

今日水曜日は午後から白内障手術
外傷性水晶体亜脱臼による続発性閉塞隅角緑内障の患者さんが今日の主役であった。
様々な器具、技術を使って完投。

シナジー出版からのテキスト原稿校正、米国の眼科学雑誌のreview期限も迫っている・・
と思いながら院長室で手に取ったのが「タイム・トラベラー」 ロナルド・L・マレット著 祥伝社

父を早くに亡くし、苦学して大学へ進み、子どもの頃からの夢タイム・マシンを研究しているアフリカ系理論物理学教授の物語。

マレット教授がアインシュタインの理論を磨き上げ、様々な苦難を乗り越えて、タイム・マシン応用例の特許(米国特許指針ではタイム・マシン自体を特許申請することは困難)を取り、具体的な実験「循環する光線の重力場が、空間をねじることを証明する」(コネチカット大学)
に入るまでを描いている。

物理の難しい理論が挿入され
またにわかには信じがたい話なのだが

この本の最後は物理が苦手なわたしにもよく分かる挿話で結ばれている。
・・・・
アルトゥーナを訪ねた折、私は母に初めて、子供のころ抱いた夢について語った。

タイム・マシンをつくることをずっと夢見ていたこと、
そうすればお父さんにもう一度会えると思ったと話した。

私はレーザーも含めて、科学の専門的なことをいくつか説明した。

しかし、母は途中で私の話を聞くのを止めてしまった。
目に涙を溜めて私をじっと見つめ、おもむろに口を開いた。
「あなたは、お父さんそっくりね」

私たちは抱き合い、私も母も一緒に泣いた。



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