2010-02-04 (Thu)

最近
外国で眼科専門医に紹介され、網膜出血があってレーザーが必要だと言われたけれど
帰国の準備が忙しかったため、治療しなかったが心配だという60歳代の女性患者さんが来院されました。
(プライバシーのため内容が変更されています)

眼底を検査すると、
網膜周辺部に血管が盛り上がったような病変があり
一部硝子体出血し
最周辺部には無血管帯があります。

念のため、未熟児(低出生体重児)ではなかったか伺うと

「ええ、未熟児でした。」とびっくりされました。

「生まれたときの体重が400匁(もんめ)だったそうです。」

と言われて、
うーん、何グラムかしらん。

1匁は3.75g

400匁は1500g。

通常の低出生体重児が2500g未満。
極低出生体重児が1500g未満と定義されている。

65年前のことなので助からないかもしれないと言われたそうです。

患者さんの眼底疾患は古い未熟児網膜症というより
Coats病のような印象でありました。
もう少し検討が必要です。
もしレーザーが必要なら慎重に施行してなんとか眼底が落ち着いてくれると良いのですが。

匁という言葉を久しぶりに聞きました。


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