2010-01-29 (Fri)
1月の宮崎大学眼科研究会
(於:宮崎観光ホテル)

西田教授の講演
「角膜の創傷治癒機序とTranslational Research」
を拝聴。

先生の研究は
角膜障害の治癒過程にフィブロネクチンが発現し
治癒が進むと消失してゆくことから
フィブロネクチンの役割に気付き
これを上皮再生遅延を示す角膜に加えると
従来の治療では治癒しなかった例が短期間に回復する

という研究結果に始まる。

細胞のフィブロネクチン受容体発現を亢進する神経伝達物資(サブスタンスP)とインスリン成長因子の角膜治癒過程における重要性を明らかにし
定年を間近にされてもエネルギッシュに研究を主導されている。

西田輝夫教授の記事

また、フィブロネクチンの自動作製装置を開発され
日本点眼研究所から認可待ちとのこと。

「患者は学客なり」
「最新の医療ではなく最良の医療を」

基礎研究と臨床との両面を磨いた医師の育成を
と提唱される西田先生に会員一同感動の面持ちであった。

わたしは角膜障害の患者さんを数名ご加療戴いたことがあり、西田先生と山口大学眼科の先生方に大変感謝している。

ある時ARVOの際にハイアット・リージェンシーのロビーでパソコンを打っておられたので
余り面識はなかったのだがお礼の挨拶をしたところ
後でわざわざわたしのテーブルに来られ
自分は早めにフォート・ローダーデールを離れるのでここで失礼します
と挨拶して行かれたのにはびっくりし、ますますファンになってしまった。

大阪大学眼科が輩出した偉大な教授たちが引退する時期になり
これらの先生方を凌ぐ若手の出現を待望しているところであります。



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