2010-01-05 (Tue)
あけましておめでとうございます
今年がさらに良い年になりますように。

さて
今年は新年をシンガポール航空の新鋭機 A380の中で迎えました。
シートがソファベッドのようになっていて、ベッド仕様にすると、完全にフラットに寝ることができます。
摂氏30度から零下3度の成田に1月1日午前7時半に到着。

年末年始の日記を簡単にメモしておきます。

12月28日
午後7時半から日向市夜間救急診療所にて診療
午後9時半無事に終了。

早めに就寝しようと思いながら
旅行準備に時間を要す。

冬の九州から寒い朝に出発し
摂氏30度の国に行くためには夏冬両方の衣類が必要。
コンパクトに収納出来て、ファッション的におかしくないダウンジャケットが大事だと思う。

12月29日
午前4時半起床
午前5時37分の特急にて宮崎空港。午前6時35分着。
朝一番のJAL7時40分発で福岡。8時30分着。

午前10時10分シンガポール航空SQ655便にて
福岡からシンガポールへ。

午後3時40分(時差1時間遅い)チャンギ空港着

シャングリラ・ホテルにチェックイン。
午後5時タン・トック・セン病院へ
街中は景気の回復がはっきり感じられる。

神経眼科のG先生と再会
病院内を見学
この大病院の基礎を築いたタン・トック・セン医師を記念した歴史資料室を見学
150年近い歴史を持つことに驚く。

今も創立記念日には世界中のタン・トック・セン先生の子孫を招いて
(高名な医師になっている方もいるとのこと)
祝賀会が開かれる。

タン・トック・セン病院は大病院であり
眼科のスタッフもまた優秀だ。
しかし眼科はあくまでも大病院の一部であり
手術室も中央手術室を共用している。

神経眼科に限って言えば
この病院にはレベルの高い神経学部門があるため
連携が取れてとても良い。
現場で伺うと
眼科全体の効率は、しかし、やや制限されているようだ。

そのため、この10年でライバルのシンガポール国立眼科センターは驚くような進歩、設備・人材の拡大強化を図ることができたのに対し
タン・トック・セン病院眼科は10年前と業績的にはあまり変わらないらしい。

上記の問題が眼科の特別なところだ。
この20年
特にこの15年
世界的にも眼科は突出した「成長セクター」であったため
眼科を独立させることが大変重要であったと思われる。

もちろん日本でも
大学病院本体の横に独立して眼科センターを作るべきだという声があった。
わたしも田舎から日本の眼科レベルの高さを代表するセンター設立を願っていたが、医療やアカデミズムの中にもある「平等主義」のせいか実現しなかった。

2010年の今、日本の眼科にはそのための資本も機会も失われているように見える。
もし日本の眼科が21世紀に世界的な業績を維持するためにはどうすればよいのであろうか。

1月2日、都内のデパートの最上階で
漆塗りのライカを見かけた(日本で漆塗り仕上げ)。
渋い、深みのあるライカ。

日本流の漆塗り(japan) のような眼科医療と研究はどのように実現すべきなのだろうか。
シンガポール流ではない、
つまり欧米流ではない
手法とはなにか。

初売りセールの人込みはものすごく
東京の人が
「こんなに東京に人がいるなんて」と
驚くようなパワーを久しぶりに実感した。

この国の大きな力を
鬱だ、などと言わずに
japan流に活かしてゆく道は沢山あると思う。



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