2012-05-31 (Thu)
昨年後半からHAAG-STREITハーグストライト社の細隙灯顕微鏡をメインに使っている。
それまではZ社であった。
小生、光学器械はほとんどZ社。
(Z社のみなさま今週はシラスOCTのバージョンアップお世話になりました。当院では視神経乳頭のマップとハンフリー視野が一緒に提示できるようになりました。素晴らしい。)

しかし、当院のZ社スリットランプはなぜかゴールドマン眼圧計がどうしても使いづらかった。

ハーグは特別切れ味が良いわけではないと思うが、眼圧計がさすがにきちっと決まって使いやすい。
またなんといっても光源がLEDになっているのは効果的である。
光量もアップ。
ランプの持ちが良いのもやはり有り難い。

細隙灯顕微鏡のランプは外来が混んでいるときに切れる
というマーフィーの法則?を実感している医師も多いと思う。
敬愛するK先生が愛用されているのも納得。

またステレオ・バリエータ-もやはり眼底を両眼視しやすく、便利である。
黄斑の診療はもちろん、緑内障診療においても有用。

ステレオ・バリエーターをつけると鏡筒が前後に長くなる。
これは小生の場合、背筋を伸ばして診察する姿勢につながり、かえって良いと思う。

大学病院で少しくたびれた古いハーグを使っていた医師は、ハーグのがたつきが気になったり、古い器械と捉えている方もいるのではないかしらん。
しかし最近のハーグ社スリットはスイス製らしい、しっかりした作り込みがされていて、操作感がかちっと決まり、気持ちよい。

細隙灯顕微鏡はかなり好みが分かれるものなのですが、HAAG-STREITが結構気に入っている今日この頃であります。


ブログランキングに参加しています。お手数ですが御協力をよろしくお願いしま す。

| 眼科診療 | COM(0) | TB(1) |
2012-05-29 (Tue)
午後9時過ぎ
緑内障関係のリサーチ打ち合わせを終えて
院長室へ戻ってきた。

テレビをつけるとたまたま「火曜曲!」の時間だった。

江角マキコさんて、こんなにナチュラルで魅力的なひとだったのかしらん。
出演者の組み合わせが絶妙なのか。慧眼のプロデューサーもいるのですね。

さてこの番組に山本潤子さんが出ていた。

「赤い鳥」時代の「翼をください」
が小学校の音楽教科書に取り上げられていたことを
娘のリコーダーのメロディから知り
封印していたこの歌を歌うようになった。

コンサートでこの曲をお客さんにふると素晴らしい合唱になった。
改めて歌の力に驚いたと。

山本さんらが後に結成したハイファイセットというグループは都会的で音楽性も高いポップコーラスグループでした。

印象的だった曲は

「冷たい雨」 (作詞作曲 荒井由美)



・・・

涙こぼれるように

時もこぼれてゆくわ

指と指のすきまを

そしていつか忘れたい

上4行の歌詞は
簡単なようでいて
誰にも書けないリズムと感性とを持っていました。

荒井(松任谷)由美さんは小生とほぼ同世代。
小生が大学病院で貧乏助手として、午前3時まで実験を行っていた頃
中央フリーウェイを華麗に疾走していたのでありました。

さて最近小生は
右手の指と左手の指をクロスして
これが隅角線維柱帯だとすると
このメッシュワークを房水が通ってゆくのです
ここが目詰まりしてくると・・
などと患者さんに説明しています。

指と指のすきまをこぼれるのが房水でなく涙や時であると
なかなか大変ではないでしょうか。
若い先生方は心していただきたいものです。

マキコさんの人生相談コーナーも終わり
明日の隅角線維柱帯切除術を頑張らなくてはと思うわたくしでありました。


ブログランキングに参加しています。お手数ですが御協力をよろしくお願いしま す。

| 音楽 | COM(0) | TB(1) |
2012-05-24 (Thu)
皆既日食の朝番組に出ているSMAPを見ながら考えた。

このような爽やかな番組のSMAPはとても素敵だ。

小生の個人的趣味としては
SMAPは出来るだけゴージャスな
または爽やかな番組やCMに(のみ)出てほしい。

ソフトバンクCMはやはり最も華やかだ。楽しみにしている。

そういえば来月(6月)シンガポールで国際神経眼科学会が行われる。
SMAPのロケが行われたサンズ・ホテルを予約していたけれど、多分0泊2日の出張になりそうだ。トホホ。

CM出演は時に、賭である。
木村拓哉さんのドリームジャンボ宝くじCM
パイレーツ・オブ・カリビアン的衣装
口を左にゆがませて「じいちゃん、ばあちゃん、億万長者」とラップする

西田敏行さんの後なので名誉といえば名誉?だが
脂ぎった、何でもありの名優の後を爽やかキムタクが継ぐのはなかなか大変だ。

この演出なら、キムタクをジョニー・デップよりもっとセクシーにもっとハチャメチャに撮ってもらいたい。
そもそもジョニー・デップのパロディというところが残念。
ジョニー・デップに拮抗してもらいたい。

さて本ブログは後ろ向きなことは書かないのだけれど
小生の愛するホンダのCMを作っている方はどなたでしょうか。
Tさんが舌を出すCMが何万台売り上げ減につながっているか、いささか心配。
ホンダのアシモや小型ジェットは実はペテンでした、というのでは困ります。

ホンダとダイハツにおけるような、CMをストレートなメッセージじゃ芸がないと考えて、単なるダジャレや皮肉にしようとする壮大な無駄遣いはどうなのだろうか。エンジニアにも失礼だ。
メルセデスやBMWのように車の先進性自体を衒いなく広報してもらいたい。

そういえば
わが旭化成は一時期、化学の化をもじって
イヒ君という、N市生まれの主人公が出てくるCMを作って、すべっていた。
ちょっと悲しかった。
旭化成イヒ君CM

最近は
「昨日まで世界になかったものを。」である。
誇らしい。
最近の旭化成CM

旭化成は医療関連部門が好調で業績も上向きである。

もしかしたらCMにおいて素直にポジティブなメッセージを出せるディレクターはなかなか日本にいないのではないかと想像する。
不景気な顔しないと挨拶にもならない、タクシー券もめっきり減ったしなあ
ハッピーでないのにハッピーなんて嘘っぽいよなあ
というような業界ではなく
演出は現在夢ふくらむ国々の
特にアジアの新進気鋭の監督を使ってもらいたい。
アジアの方がゴージャス慣れしてきているし
欧米慣れしている監督も多いのではないか。
日本のクリエーターが70-80年代に世界をリードしたように。

オリンピック立候補も日本観光誘致も外国人監督を、代理店の壁を打ち破って、実現して欲しい。

国内のCMも誰かが勝手にYou tubeに出してしまうだろうから
それが世界の記録的なViewingを獲得するというようなものを作ってもらいたい。

CMの話からそれるけれど
ドラマや映画では
木村拓哉さんにはさわると切れてしまうような危険な男を演じてもらいたい
凶悪犯でもよい
Lady GAGAが凶悪犯という設定のPVがあるが、アートとしてみると、とてもクールで才能にあふれている。

キムタクには心身をさらに鍛えて、大人の男に惚れられるような渋い俳優になってもらいたい。
よい子ちゃんをいつかやめなくてはならないことやジャニーズ文化との葛藤は大変だと思うけれど。
サンマさんから「お前」と呼ばれるようなお正月のトーク番組にでるのもそろそろやめて正統派の王道を歩んでもらいたい。

サンマさんはわたしも好きでとても良い人だが、失礼ながらピークを過ぎた大御所であり、SMAPファンは当然サンマさんに興味がない。(サンマさんは桂三枝さんの人生から学ぶとよいのではないか)

どうせ組むならまじめな顔をした時のタケシさんだろう。
キムタク自身遙かに高みにいることを素直に認めても良いと思う。
義理に厚いキムタクにサンマさんがそろそろ俺から旅立てと言ってくださると良いかもしれない。

若い人はたとえとしてピンと来ないかもしれませんが
加山雄三さんが、1960年代に国民的若大将アイドルから
大人の役者に変身するまでには
なかなか大変でした。

夢を与えられるタレントというのは本当に貴重で稀少であります。
FMもどうなのだろうか、木村拓哉さんにもSMAPにももっともっと貴重な、手の届かない、憧れの存在になってもらいたいと、家族一同、思う今日この頃であります。


ブログランキングに参加しています。お手数ですが御協力をよろしくお願いしま す。

| 音楽 | COM(0) | TB(1) |
2012-05-21 (Mon)

日本文化というものを外国人の眼を通して学ぶということはとても興味深い。
はっとするような洞察に満ちていることが多い。
「迷える者の禅修行 ドイツ人住職が見た日本仏教」
ネルケ無方(新潮新書)

外国人住職の元には世界から参禅者が訪れ、英語が共通語になっている。
修行者が日本人であるか欧米人であるかによって論考の持って行き方も変えないと理解されないこともある。
禅修行の中に比較文化論が出て来ざるを得ない。
その話がまた興味深い。

「欧米型のコミュニケーションは、「私」と「あなた」がそれぞれ山頂に立って遠いところから叫び合うようなものです。
日本人ならば、深い井戸を掘って、共有できる水脈を互いに探ろうとするでしょう。
お互いの歯車が噛み合わないのは、言葉が違うからではなく、コミュニケーションのスタイル自体が違うからです。
山頂で叫び続けている欧米人は「どうして日本人から返事が返ってこないのだろうか」と不思議に思っている一方、黙々と井戸を掘り続けている日本人は「どこまで深く掘れば、相手に伝わるのだろうか」とため息をつくのです。」

G8サミットに出席した野田首相から、小生のような個人に至るまで思い当たることがあるのではないでしょうか。


ブログランキングに参加しています。お手数ですが御協力をよろしくお願いしま す。

| 文化 | COM(0) | TB(1) |
2012-05-19 (Sat)

ANAの機内誌「翼の王国」5月号P129「二度目の延岡」に延岡市の「北浦善漁。」(きたうらぜんりょうまる)と「KANAYA」が取材されている。
ともに地元の食材を生かしたレストラン。

KANAYAはイタリアン。時折お邪魔している。

御夫婦ともにいつも笑顔で迎えてくれる。
シェフとスタッフのルックスは良い意味でエグザイル的である。

皆、黒シャツで元気が良くて素朴である。
女性スタッフも好感度大。
メニューもお客が様々な状況で選び易いように工夫改善されてきている。

いつも思うことであるが、十二分に流行っているのに努力を怠らず、さらに店が進化していることに気付かされるのは本当に嬉しい。
なかなか出来ないことであります。

「翼の王国」誌では両店ともに大変好意的に取り上げられていた。
旭化成や医療関係で延岡を訪れる方には「北浦善漁。」はおなじみと思う。
KANAYAにも是非足を伸ばして頂きたい。
クリーミーなカボチャのリゾット、地元の食材満載の料理、そして素晴らしい、選ぶのにいつも迷う手作りデザートまで楽しんでくださいませ。



ブログランキングに参加しています。お手数ですが御協力をよろしくお願いしま す。

| お勧めレストラン | COM(0) | TB(1) |
2012-05-15 (Tue)
高齢者の自動車運転について
わが日向市近郊のような田舎では
自動車に乗れないと著しく行動が制約される
特に高齢者にとっては深刻な問題である

食材を買いに行くこともできない
連れて行ってくれる子供もいない
バスなども路線廃止が重なり
タクシーは高い

ゆえに、もし白内障によって視力低下し、運転免許更新が難しい患者さんが
たとえ超高齢でも前向きに手術を受けて頑張ってみるのは悪いことではない

しかしさまざまな意味で身体機能が低下し
判断力も低下する年齢だと
家族や時には社会の空気が免許更新や運転自体に反対する

とにかく視力を回復することは本当に素晴らしいことだ
それなのに
白内障手術によって
視力回復しても
運転は控えましょうね

ではなんとはなしに
めでたさも中くらいなり・・・となってしまいかねません

なんでもGoogleさんでは
自動運転をする車のシステムを開発中とか
すばらしい!
グーグル・カーの記事

これを
トヨタとスバルとゼンリンにやって欲しかった
きっとこのような研究は上記三社もしているのではないかしらん

わたしもスポーツカーや高級車などには興味がないが
どこへでも安全に連れて行ってくれる
車ができたらすぐ買いたい。

移動する車の中で運転せずに仕事ができるなら
費用対効果は大きなものがあると思う。

実際自分が延岡や熊本に行くときには
タクシーの中で泥縄よろしく大学の講義や学会の口演スライドを作っていることが多く
この時間がとても貴重であります。
宮崎はとにかく自分で運転しないとどこへも行けないので
グーグル・カーがあれば結構行きたいところも多い

そしてグーグルの自動運転システムを搭載した車が量産されたら
きっと高齢者にとって
そして視力障害者にとっても
大きな福音となること間違いなし
であります。


ブログランキングに参加しています。お手数ですが御協力をよろしくお願いしま す。

| 医療問題 | COM(0) | TB(1) |
2012-05-13 (Sun)

BS朝日「小澤征爾さんと音楽で語った日」(5月6日)

水戸室内管弦楽団のリハーサルにおいて
25歳のソロ・チェリスト宮田 大さんに対して
小澤征爾さんが
体調不良を押してくりかえし指導する。

音楽バカになれ
下品に下品にゆけ
性格が良すぎる

もっと自由で型破りになれ
ということらしい。

練習の時は疲れて
くすんだ表情も見せた小澤さんが
本番で指揮しながら宮田さんを見詰める表情は厳しく、存在がさすがに大きく見えた。

その次のコンサートでは小澤さんが体調不良にて休み、楽団員のみの演奏となった。
突然の変更に対して、会場のファンが怒るという一幕があり
水戸芸術館館長であり、高名な音楽評論家である、98歳の吉田秀和さんが凛とした声で事情説明を行う姿にも感銘を受けた。

音楽自体とは離れるけれど
小生の高校時代に一世を風靡した「赤頭巾ちゃん気をつけて」(庄司薫著)
において、父親が主人公を「無事これ名馬」と評して、
本人もほめられているんだかなんだか、とつぶやくのであるが
開業19年の今、無事これ名馬という言葉の重みが少し分かって来たような気がする。

指揮者は高齢になってもますます活発に活動される方も多いけれど、健康管理は大変なことと拝察する。小澤さんは大病をされた後だけに心配だ。日本の本当にかけがえのない至宝、小澤征爾さんがなんとか体調を回復されますように。

さて小生、開業以来19年間休んだことはないけれど
やはり体調に気をつけるようになってきた。

近くの診療所まで車で通っていたのを(コンピュータや書類の鞄が結構重い)
最近歩くようにしている。
といっても往復2000歩程度。
田舎ではネクタイ・ブレザーにデイパックをしょって歩いたり、国道の横断歩道を渡ったりするのも結構気恥ずかしい。
しかし通勤の時に運動しないとなかなか時間が取れない。
少し遠回りしたりしては万歩計をのぞき込んでいる今日この頃であります。


ブログランキングに参加しています。お手数ですが御協力をよろしくお願いしま す。

| 音楽 | COM(0) | TB(1) |
2012-05-11 (Fri)
世界最強のストライカー、メッシを要するバルセロナのグアルディオラ監督が退任を発表した。

この経緯も興味深いけれど

今日は、このバルセロナのユニフォームに大きくスポンサー名が入っているQatar foundationにつきまして。
バルセロナとカタール財団

WOCでアブダビに行って以来、中東に具体的な興味が出てきました。

カタール財団Qatar foundationは、今やご存じの方も多いとは思いますが、カタール政府出資により1995年に設立された非営利教育団体。
カタール財団HP

ドバイ、アブダビなどの湾岸都市が経済に力点を置いているのに対し、カタールは教育を国力の基盤として意識している。
教育分野においてはカタール国外の大学分校も開設している。
コーネル医科大学、ジョージタウン大学、カーネギー・メロン大学、ノースウェスタン大学など。

CNNでは中東を扱う番組Inside the middle-eastがあるが、その中に出てきた美しい女性の助教授はその大学(ジョージタウンだったか)唯一のカタール人教授であり、あらゆる議論が大学では許されるとしていた。
これらの大学に学ぶ学生の雰囲気は前向きで明るく、アメリカの裕福な大学生のようであった。

カタール財団は同じくCNNでDOHA DEBATE ドーハ・ディベートという討論番組を行っており、英語でかなりハードな議論を行う。以前このブログでも触れたことがあるが、ドーハの人々の知的水準が高いことを知らせる番組だ。

このような教育に力点をおいたアプローチこそ日本がバブル後に取るべき道ではなかったのだろうかと感じる。
カタールの成長にわたしは注目しています。


ブログランキングに参加しています。お手数ですが御協力をよろしくお願いしま す。

| 医学教育 | COM(0) | TB(1) |
2012-05-06 (Sun)
黄金週間の最終日いかがお過ごしでしょうか。

今年はARVOが連休からきれいに外れてしまったため
開業医である小生はフォートローダーデールに行けず
南三陸町に行き
トンボ帰りして
1、2日は忙しい外来。
3、4日は再び東京へ行って用事をこなす傍ら、息子と久しぶりに夕食を取り
5月5日には休日当番医を務め

今日5月6日は
どうして注文したか忘れたけれど
「ハカセという生物(いきもの)」
実 験太(みのる けんたろう)
立花 美月(たちばな みつき)著
技術評論社刊
という漫画を寝転んで読んでいます。

ブログ
研究者マンガ ハカセという生物
に書き下ろしを加え、書籍化したもの。

博士課程研究をした経験のある人には
身につまされる笑いが満載であり
ミョーに可笑しい。

このまことに専門的かつニッチな分野を描いた
1580円もする漫画本が売れるのか、心配ですが
ぜひ1研究室に1冊お勧めしたい。

ラボに住んでいるK博士
論文3発表12
推定されるインパクトファクター116
などとメンバーが描かれる。

細胞培養実験において
コンタミが続いて困っていると
出入り業者のMさんが
納入したグローブに星マークを書いて
「即席だが、念は込めた・・
多少はしのげるぜ・・」
という。

笑えて、そして自分だけが孤独な研究者ではないんだな、と癒されるマンガです。


ブログランキングに参加しています。お手数ですが御協力をよろしくお願いしま す。

| 医学研究 | COM(0) | TB(1) |
2012-05-01 (Tue)

最近BBCワールド・ニュースではLondon CallingというオリンピックのCMを放送している。
さてLondon Callingとはどういう意味かしらん。

調べてみると
BBCの「こちらロンドン」という放送開始の呼びかけ、らしい。
ロックバンド・クラッシュのLondon Callingも
これはパンクな歌ではあるけれど
音楽的なイメージの中には入っているのかもしれない。

London calling to the underworld
(中略)
The ice age is coming, the sun’s zooming in
Engines stop running, the wheat is growing thin
A nuclear error, but I have no fear
Cause London is drowning and I, I live by the river

という、ある種予言的な歌であります。

小生、4月29日日曜日に宮城県南三陸町に行ってきました。
日向市に住むわれわれも地震・津波に対する対策というのか、防災思想の根本的転換を迫られています。このため、やはり自分の眼で見ておくべきだと思っていたのであります。

南三陸町では数キロにわたって家屋が流されて消失しており
堅固であった防潮堤は破壊され
今も瓦礫が積み上がり
黒い機関車が大きな鯨のように痛ましく横たわり
流される直前まで避難を呼びかけた女子職員の防災対策庁舎は傾いだ赤い鉄骨のみとなって墓標のように立っていました。
防災庁舎の報道

小学校の生徒たちが難を逃れた
五十鈴神社はかなりの高台(標高20-30m?)にありますが
その鳥居まで水が押し寄せた跡がありました。
小さく赤く見えるのが鳥居です。
五十鈴神社関連ブログ

By the seaというか、天然の良港である細島港を抱えた日向市に住む小生も、しかし、現場で見ても、これをなお現実のものとして実感することはなかなか困難でした。
それほどまでに想像を超える災害であります。

懸念される南海地震における津波の予想は、東日本大震災を予想しきれなかった地震の専門家達に、余り推測で言ってはいけませんが、より厳しい予測をさせるバイアスがかかっている可能性があるかもしれません。
医学的にも様々に同様の事例があるからです。

とはいえ、想定以上の津波が来た場合には、とにかく人命を救って、われわれも生き残り、その後どう立ち直るのか、どう生きてゆくのか、という最悪のケースを想定した徹底的なシミュレーションを行うべきだということだけは、良く分かりました。
そこから見えてくる希望と安寧もあるはず。

今回、小生は東京駅からくりこま高原駅まで新幹線に乗り、そこから南三陸町へ車で行きました。
半日ガイドしてくださった志波姫タクシーのKさんに御礼申し上げます。


ブログランキングに参加しています。お手数ですが御協力をよろしくお願いしま す。

| マネジメント | COM(0) | TB(0) |