2012-03-28 (Wed)
水曜日午後手術。
最後の患者さんは核が茶色になった堅い成熟白内障。
久しぶりに計画的嚢外手術かもしれない
助手に手順を復習しておくようにいうと
4年近く嚢外手術をしていないと言われて驚いた。

今日も結局特に問題なく
超音波乳化吸引術で終了。
手術装置が進化しているのである。

病院の車庫から車を出すと
前の公園の桜がヘッドライトに浮かんだ。
なにとはなしに心弾む。

夜帰宅してテレビをつけると
松任谷由美さんが「SONGS」に出演していた。

母校の立教女学院に行き
パイプオルガンの伴奏にて
「翳りゆく部屋」を歌う。

高校生の頃
宗教音楽とロックの融合を考え
プロコルハルムを聴いて
ギターで演奏されていたロックを
キーボードでやれるのではないか
と考えた、とのこと

なるほど。
そうだったのですね。

空がとってもひくい
天使が降りてきそうなほど
「ベルベットイースター」

荒井由美が出現した時は
ちょっと今の若い人には分からないでしょうけれど
その詩と音楽の斬新さに
本当にびっくりしたのでありました。


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| 音楽 | COM(0) | TB(0) |
2012-03-25 (Sun)
3月24日土曜日午前11時半
タクシーにて日向から熊本へ。
熊本眼科集談会へ出席。
タクシーの中でもパソコンを開いて発表内容を訂正。
先週、今週と特に忙しく、今朝も朝4時から起きて泥縄の準備であります、トホホ。

午後2時半
会場の熊本全日空ホテルニュースカイに到着。
タクシーは熊本のAタクシーからIさんの運転。
とても実直な、行き届いたサービスをしてくれる。
日向市の運転手さんはこれもベテラン揃いなのであるが
道順や熊本市内での混雑に応じた対応は難しい場合もあり、私も居眠りもできないことがあるため、学会がらみの時は贅沢だが熊本からタクシーに迎えに来ていただいている。

集談会ではトラベクロトミー関連の報告を行った。
この後にどうしても外せない用件が重なっているため
発表順番を繰り上げていただいた。
関係の先生方に感謝申し上げます。

トラベクロトミーはトラベクレクトミーほどの眼圧下降効果は得られないため、その意義に幻想を抱いている訳ではない。
しかし、白内障手術併用を迫られるケースが増加している現在、特に落屑緑内障には白内障手術併用トラベクロトミーはかなり効果的である、
しかも下方から手術しても安全なので、将来もし必要ならば、濾過手術に対してきれいな結膜を残しておける、という論旨。
18mmHgをカットオフ値にすると、カプラン・マイヤー生命表解析にて落屑緑内障では5年間で80%の成功率を示した。
レクトミーの成功率と比較しても悪くない効果である。
そうすると、レクトミーと症例選択など差がある可能性があるため
単純に比較できないのではという質問を受けることがある。

われわれの主たる緑内障手術はもちろんトラベクレクトミーであり、宮本武蔵の二刀流でいえば、ロトミーは当然左の短刀にあたる。
「なので」単純に比較できないことをもちろん前提にしている訳であります。
最初からそういう導入なのですから
しかし、じゃあとりあえず何と比較するのかといえば、トラベクレクトミーの成績と比較するしかないのですね。レクトミーがゴールド・スタンダード、ベンチ・マークなのですから・・。
(これについても最近日本の眼科雑誌の特集にI教授が巻頭言を書かれたばかりですが、なかなか結論が出ておらず、スカッと白黒をつけられない、難しいところはお察しいただけていると思います)
相手と状況を選べば、ロトミーの利点も光り、今もなお、というか今再びというか、評価すべき価値があるのではないでしょうか。
というのが小生の控えめな意見であります。

トラベクレクトミーは濾過胞関連感染症を術後5年間で2.6%に生じる(これから論文化される)ことを考えると、ロトミーの生かされるべき場所も自ずから定まるように感じる。
ゴルフにたとえると不謹慎かもしれないが
ピンを狙ってギリギリに打ったショットにおいてボールが池に落ちたりすると、罰打を課されるように
ある術式の眼圧下降効果を評価する際に、その術式の合併症の深刻度、頻度を勘案して
差し引くようなより包括的な分析は可能だろうか。

眼圧下降効果は術前の50%あるのだけれど、合併症も統計学的に総合的に勘案されて、その実質的な手術効果は5段階評価の4
眼圧下降は35%だけれど、合併症はほとんどなく、視機能への悪影響も少ない手術があるとすると、その総合評価も4
というようなことがありえるだろうか。

今年は集談会において、敬愛するI教授の特別講演があるので、発表内容や質疑応答が一部かぶって邪魔にならないようにとか、後の時間を気にしながら、せわしない発表になってしまったかもしれない。
失礼・非才を反省しつつ、やむを得ない次の要件のため、待たせていたタクシーで熊本駅へ。
駆け足で新幹線に飛び乗り
博多を目指した。

集談会も最後までいないと義理を果たせないのだけれど、さらに義理を欠くことができない会が重なってしまったため博多へ移動する次第。
そこには大変お世話になっている還暦のデスペラード主賓と金髪ロッカー教授、和製ジョン・レノン教授や和製ボブ・ディラン教授(部外秘?でもみんなあれだけ写真を撮っていましたから、OKと思いますけれど)のめくるめく世界が待っていたのでありました。


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| 緑内障 | COM(0) | TB(0) |
2012-03-21 (Wed)
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ハイアット・キャピタル・ゲイト(ホテル)の客室
ハイアットらしいモダンで、しかも落ち着くしつらえ。
バスルームはガラス張り。
開放感がある。

小生は自宅もバスルームはガラス張りにしている。
我が家の女性軍から反対されたが、一度なれるとその開放感に癒される。
(当家のバスルームの入り口は木製のドアで閉め切られ、洗面台側と坪庭側がガラス張り。
洗面台一面に鏡を使うと狭い空間もさらに広がり間が出る。お好みではありますが、結構お勧めです。)

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ハイアットのゴミ箱はエルメスみたいな革製の蓋が付いていて
なかなか高級であります。
蓋付きは忙しい人間には邪魔かもしれませんが、こんなゴミ入れはあまり見たことがありません。
アブダビの豊かさを示しているように感じました。

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バスタブは外人仕様というのか
浅い洒落たデザイン。忙しくて入る暇がありませんでしたけれど。

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| 眼科学会 | COM(0) | TB(0) |
2012-03-16 (Fri)
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エミレーツ・パレス・ホテル
WOCのガラ・ディナーはこのホテルの広い庭(語感的には、園というかガーデンという広さ)で行われた。
このホテルの広大な敷地内に入るためにもセキュリティチェックがある。

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エミレーツ・パレスの正面はこのような現代的なビルが建ち並んでいる。
アブダビ中で建設中の建物が多い。

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エミレーツ・パレス内部。
ゴールドで統一され、超ゴージャスであります。

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アトラクションは伝統的な、またやや現代的なアラブ音楽とダンスが続いて
エキゾチック。
挨拶が長くてなかなか食事にありつけなかったけれど、料理はアラブ風と欧州風なものがブッフェの形で提供されて美味しかった。
前に書いたようにラクダと鷹に触れ合えるようになっていた。
テーブルではドイツの眼科センターの院長先生ご夫妻と同席した。
緑内障手術についてお話しする機会があり、シュレム管手術の新しい術式を治験しているとのことであった。
ドイツでは医学部卒業生の30-40%が医療以外の道に進む(ビジネス?)ので問題になっているとのことであった。ドイツでの医師の待遇は十分でなく、他の国に移る医師もいるとのこと。ものすごくうるさかったので、聞き間違いかもしれないが、多分そういうことであった。

別件であるが、日本での国際眼科学会におけるアトラクションは、剣を使ったものは避けた方が良いのではないだろうか。

たまに殺陣らしきものを演じる学会があるが、確かにこれも伝統なのだけれど、第二次世界大戦における日本軍を想起させるようなものは現代でも注意深くさけるべきと感じる。
小生はこの学会を見ていて、シンポジウムではすこしエンタテインメントがある方が良さそうだと思ったので、悩んだあげく、宮本武蔵の五輪の書からトラベクロトミーを考えるという内容で白内障併用トラベクロトミーの意義について話した。
しかし、サムライという概念がアジアの先生方にどう受け止められるか少し気がかりであった。
アメリカの先生方は抵抗なくenjoyされているように見えたので少しほっとしたのではありました。

さて、日本における国際学会のアトラクションはやはり能なども捨てがたい。
ほんのさわりを演じてもらい、その深遠な哲学をシンプルに会長が説明し、それが日本医療の背景にある、などと語るのも良いのではないであろうか。

また30年前のINOS京都では阿波踊りが行われた。プロが来て熱演され、とても良かった。
みんなで踊ると結構盛り上がると思う。

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| 眼科学会 | COM(0) | TB(0) |
2012-03-13 (Tue)
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アブダビの学会場は広大なスペースを持ち
現代的なデザイン。
フォート・ローダーデールやシカゴの学会場に負けない施設である。

ハードだけでなく
スピーカーレディ・ルームでの
ITスタッフが非常にプロフェッショナルなのが印象的であった。
地元の会社なのか、欧米の学会支援会社が来ていたのか良く分からないが
私のような、IT音痴の人間にも親切。動画の動作チェックなども徹底して行ってくれた。
発表スライドをアップロードする形式であるが、事前の訂正にも快く応じてもらえた。

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11か所の広いホール。
オーディオ・ビジュアル機能もしっかりしている。
欧米からの参加者も結構多く、実のあるシンポジウムが多かった。


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| 眼科学会 | COM(0) | TB(0) |
2012-03-06 (Tue)
 
ロンドン・オリンピック馬術代表に選ばれた法華津(ほけつ)寛さん70歳。
北京オリンピックの時より明らかに若返っている!

慶應大、日本石油、デューク大学大学院、外資系製薬会社勤務、会社社長を経て60歳を過ぎてから単身ドイツにてトレーニングを再開したとのこと。

馬上の姿はスリムで姿勢も素晴らしい。

夢のためにさまざまな困難にも直面されたことと拝察する。

何歳になっても夢を追い続けて自らを鍛錬することがアンチエイジングだと法華津さんの姿は教えてくれているようです。


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| 生き方 | COM(0) | TB(0) |
2012-03-04 (Sun)
デービー・ジョーンズさんが亡くなって
わたしも久々にモンキーズを思い出した。

「デイドリーム・ビリーバー」の歌詞に
・・・ビジーン
というところがあって
beginではないしなあ
と40年以上思っていたが
今回調べて
Cheer up Sleepy Jean
(ジーン、元気を出して)
と歌っていたんでありますね。

モンキーズ デイドリーム・ビリーバー

今日はドライアイ研究会
ドライシンドローム学会が東京にて開催され
出かけてきた。
とても盛会であった。

横井先生がBUT短縮型ドライアイについて
目を開けていられないくらい辛いのに
異常はないと言われるので
開瞼直後に見られる丸ブレイクを見逃さないように
とお話された。

若倉先生がドライアイにおいて眼瞼痙攣が合併している例の診断について述べられた。

小生の患者さんにも痙攣が強くなるとMGDやドライアイがひどくなり
ボトックスが効くと眼表面がきれいになる方がいる。
痙攣が強い時期には眼瞼のしなやかさが失われ、また機能的に適正な瞬目ができなくなり、眼表面のコンディションが悪化するのかもしれない。
自動車のワイパーのゴムが劣化したり、機械的調整が不良になると、うまくフロントガラスを拭けなくなるように。

討論を聴いた個人的な印象は
神経眼科から見るとドライアイの患者さんの中に眼瞼痙攣の患者さんが見逃されていないか気にかかるし
ドライアイから見ると、ドライアイ治療をさらにつめてゆけば落ち着くはずの患者さんを
眼瞼痙攣と診断している例がないか気にかかるということのようだ。

先週末はアブダビ疲れか花粉症のせいか
少し眠たい日があった。
Sleepyなわたくし自身もcheer upでゆきたいものであります。


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