2011-06-30 (Thu)
パリに来ています。
お留守番の先生方ありがとうございます。

火曜日の午後外来を終了後
ANA最終便にて羽田へ。
羽田国際空港から水曜日午前零時半発のエール・フランスにてパリへ。
実際はJALの運航なのでCAは日航の日本人スタッフ。満席。
やはり日航の接遇には感心。

パリは火曜日まで気温35度
天気は荒れ模様だったらしいのですが
水曜日から回復。
木曜日朝は結構涼しい気温です。

水曜日コンベンションセンターは各国からの参加者にて賑わっていました。
時差ボケでやや気だるい中
受付をすませ
ポスターを掲示しました。

今回は富士フイルム「しわにならんクロス」にて
ポスターを外注作成。
注文を受けるHPもあります。

これと従来の布ポスターもネット外注にて作成してみました。

たたんで柔らかいケースに入れてスーツケースに入れて両方持ってくると
やはり布ポスターはちょっと折りじわあり。
しわにならんクロスは全くしわなし。

「しわクロ」と勝手に略しますが、これは軽く本当にしわがつきません。
しかし、鮮明度は落ちます。
印刷面をしっかり加工した布ポスターに比べると
80%くらいの鮮明度かしらん。

単体で見ると問題ないのですが、
比べるとちょっとくっきり度に差があることが明瞭です。

文字だけの発表ならほとんど問題なし。
軽く、貼りやすいですし、優れものです。

お隣でポスターを貼っていた北京大学眼科教授のW先生に早速質問をいただきました。
さてお昼は知人の眼科医達に会って疑問点を御教授いただく予定です。

飛行機の中ではほとんど何も食べずに体調管理してきたため
いささか空腹です。

それでは国際会議場隣のファイエットホテルに行ってまいります。

と歩き始めて、学会の案内係にラファイエットホテルの場所を聞くと
みんな違うことを言う!

なぜか学会運営会社の人々は皆イタリア人であります。
学会主催夕食会の受付はクレジットカードのデータを手書きして受付というなかなかアナログな対応でありました。

これがパリ。
ホテルを探して走るわたしでありました。


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| 眼科学会 | COM(0) | TB(0) |
2011-06-28 (Tue)
開業医の朝は忙しい。
納豆をそのままかき込みながらフジテレビ「めざましテレビ」を眺める。
最近フジテレビの若い女性アナウンサーはほとんどワンデーアキュビュー・デファインではないかと思う。
(余計なことだが多分提携されていると思う)

アキュビューデファインは黒目の輪郭をくっきりとさせる(define)コンタクトレンズである。

黒目が大きくてヘンにCGぽい眼に映る方はたいがいそうではないか。
J社のレンズなので機能的にも問題ないと思う。

角膜周辺部に相当する部分に黒い、あるいはブラウンの輪状の着色がしてあり「黒目」がすっきり大きく見えて、ちょっと人工的な感じがする場合もあるのだが、それがまた今のトレンドに合っている。
小生の田舎の診療所でさえこのレンズがかなり人気のようだ。
 
なぜか家内まで時々使っている(笑)。

しかし今のデジタルテレビ時代にはデファイン娘であるかどうか結構分かる。
それで悪いわけではないのだが、テレビにでているアナウンサーの方やタレントさんをやはりこの人もデファイン娘かどうかとついつい一生懸命見て
デファイン娘判定基準をデファイン(define定義)しつつある(しなくてもいいけど)今日この頃であります。


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| コンタクトレンズ | COM(0) | TB(0) |
2011-06-27 (Mon)
電子版ウォール・ストリート・ジャーナル日本版によれば、iPadが躍進中のアップル社はアップル・ストアの研修においてAPPLEの頭文字で始まる文言を用いて顧客への対応を教育しているようです。

1.Approach customers with a personalized warm welcome.
1人1人の顧客を温かく迎える

2.Probe politely to understand all the customer's needs.
顧客の全ニーズを丁寧に聞き出す

3.Present a solution for the customer to take home today.
その日に使える解決策を提示する

4.Listen for and resolve any issues or concerns.
顧客が抱える問題や懸念に耳を傾け、解決する

5.End with a fond farewell and an invitation to return.
感謝とまた来店してもらいたいという気持ちを込めて見送る。

この中で注目したいのは三つ。

まず
2.Probe needs
および
4.Listen for concerns.

医療現場では患者さんの全てのニーズや懸念を丁寧に、しかも最初は話したがらないところまで聞き取れるかどうかが重要ではないでしょうか。(4はクレーム対応の話ですが、ここに含めましょう。)

Probe 探査する(詳しく調べる)という動詞が印象的です。超音波診断装置の「プローブ」ですね。

家族の中に重症疾患を持っている(いた)者がおり、そのことが患者さんの不定愁訴に繋がっていることがあります。
その関連性を医師に指摘されるまでは患者さん自身も気づいていないことさえあります。

また例えば三つ問題があるとして
眼科医にとって最も大きな問題である視覚障害に繋がる状態が患者さんにとっては現時点ではたいしたことではなく、
危険度の小さい、眼の違和感が最も大きな問題であることもあります。
患者さんを失明から救っても違和感がなくならなければ満足していただけません。

3.Present a today’s solution.

眼科疾患に対してその日に解決できないことも少なくありません。
しかし患者さんにその日持って帰れる解決策を提示することが重要だと思います。

すぐに治るわけではなくても今後の安心や明るい見通しに関する医師の丁寧な説明です。

神経眼科では両眼性複視を見た場合、病態、原因疾患の鑑別、そして今後必要な検査、特に神経放射線学的な検査計画に集中しがちです。
しかし患者さんがその日に話し合いたいことは
複視により生活がどの程度困っているか、
複視が気になれば遮蔽をして良いのか、
またどちらの眼を遮蔽した方が良いのか
などの基本的なことである場合も多いと思います。

また、もしフレネル膜プリズムで複視が軽減できるようであれば、そういう方法もあると患者さんにその日のうちに実体験してもらい、安心していただくことも大事ではないでしょうか。


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| 眼科診療 | COM(0) | TB(0) |
2011-06-21 (Tue)
6月20日月曜日
学会開けの外来は忙しい。
眼圧上昇にて来院された患者さんはCRVOを示している。
もともとglaucoma末期であったが、虚血が強い。
レーザー網膜光凝固、必要に応じて抗VEGF薬硝子体内注入、さらにトラベクレクトミーも行うべきか
85歳なのでさまざまなリスクもありそうだ。
(内容はすこし変更してあります)
留守中お世話になった先生方ありがとうございます。

夜午後9時自宅にて夕食。
この時間眺めているのは
BS TBS 「吉田類の酒場放浪記」
人気があるのであろう。
最近の番組と再放送とが組み合わされて1時間くらい放映される。
モダンな俳人の吉田氏が場末の居酒屋、大衆割烹を訪れて
350円から900円くらいの小料理をつまんで酒を飲む
というだけの趣向なのだが
なぜかこれが心地よい。

下戸のわたしは小料理屋でじっくり酒を飲んで
いつの間にかその店に30年通っている
などというのが憧れ。
しかし酒が飲めないとまったく様にならず
酒場のカウンターにたどり着けない。
吉田氏がうまそうに冷やの日本酒や焼酎のホッピー割を飲んでいるととても羨ましい。

彼はかなり怪しいおじさんなのだが、すべてに肯定的で、なんでも美味しそうに食べ、常連客と丁寧に話を交わす。
小生も自分が酒場にいるようで、ご飯を食べながらリラックスする。
多分わたしのようなお父さんも多いのではないかしらん。

忙しいと放映時間に間に合わないことも多いのだが、酒場放浪記に間に合って平和に月曜日が終わると
その週はスムーズに始まるのであります。


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| テレビ | COM(0) | TB(0) |
2011-06-19 (Sun)
最近届いた臨眼2010年のM社主催セミナー・パンフレット。
H先生は配合剤の製品名は名前(商品名)を見ただけで内容が分かるようにすると安全性が高い
と話しておられる。

「たとえば、カツとカレーでカツカレー、のように」
というのであります(笑)。
しかしこれはなかなか卓見ではないでしょうか。

たとえば緑内障治療点眼剤ザラカムは
キサラタン
(ラタノプロスト。日本ではなぜかザラタンがキサラタンとなっている。
キシロカインの伝だが命名者が西城秀樹のキサナドゥ世代なのかも)
とチモプトール(チモロールマレイン酸塩)の配合剤。

ならば 
発売前、担当者は当然ブレストされたことと思いますが

キサチモか?
ザラチモ
キサモロ

収まりがよいのは
チモラタンではないかと思いますが
キサ(またはザラ)が先に来ないと納得できないかも知れませんね。

そうそう

M社のコソプトは言うまでもなくトルソプト(ドルゾラミド)とチモプトール(チモロール)の配合剤。

日本では
トルチモ?
ドルモロ?
こってり効きそうな気もします。
なかなか難しいものですね。
(関係者の皆様、あくまでブレストです。お許しくださいませ。)

今週はとても忙しい毎日でした。
会合が多く、昨夜は夜間救急診療所当番医。
明日18日土曜日は博多で白内障屈折矯正手術学会。

夜も更けたのに仕事の打ち合わせに必要な文献をもう少し読まなくてはならないわたくしでありました。


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| 緑内障 | COM(0) | TB(0) |
2011-06-12 (Sun)
古くからのドラッカー・ファンはまさか日本の津々浦々まで
P.F.ドラッカーの名前が知られるようになるとは想像できなかったのではないかと思います。
「もしドラ」効果のお陰でしょう。
もしドラHP

もちろん経営者として考え続け、汗をかいた人間しか、その行間を読み切れないのかもしれません。

NHK教育テレビ名著シリーズ(100分で読む名著)はドラッカーを取り上げ
ドラッカー本の訳者にとどまらず私的編集者の役割を果たした上田惇生さんが出演しています。
上田さん自身がなかなか興味深い。

さて名言箴言がちりばめられているドラッカー本の中で
余りにも有名な言葉は以下のごとくであります。

企業の目的

企業とは何かを知るためには、企業の目的から考えなければならない。

企業の目的は、それぞれの企業の外にある。

企業は社会の機関であり、その目的は社会にある。

企業の目的の定義は一つしかない。それは、顧客を創造することである。

さて

眼科診療所は社会の機関である、その目的は社会にある。

眼科診療所の目的の定義は一つしかない。

それは顧客を創造することである。

と、読み替えても良いのでしょうか。

顧客の創造とは、当然ながら、新規患者さんを増やすというような単純なものではなさそうです。

眼科診療所(プライベートの眼科診療チーム)にとって「顧客の創造」とはどういうことなのか。

そして「われわれの目的は社会にある」

とはどういうことなのか。

それを考えている今日この頃であります。


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| 眼科診療 | COM(0) | TB(0) |
2011-06-08 (Wed)
ホテルはウォルドーフ・アストリア・タワーズ
無事学会を終えて、NYへ移動。病院見学に備える。ホテルはウォルドーフ・アストリア・タワーズ。
なぜかえらくアップグレードしてくれたので、このリビングと寝室とドレッシングルームがある部屋に通され、落ち着かず。この部屋はほとんど使う暇なし。


お腹がすいたので、コンシエルジュが勧めるMorimotoへ。
5月5日木曜日NYには夜到着。お腹がすいたので、コンシエルジュが勧めるMorimotoへ。
流行の最先端、ミートパッキング・ディストリクトにある大きなスシ・バー。コンテンポラリーな内装。ちょっとどうかなと思ったが日本人職人さんもいて(ここは白人のイケメンが握っている)、さすがにお鮨は美味しかった。シェフの森本氏は有名で、お客さんが一緒に写真を撮ってほしいと列をなしていた。

ミートパッキング・ディストリクト


Morimotoでは豚の角煮が洒落ていて美味しかった。
Morimotoでは豚の角煮が洒落ていて美味しかった。
タマネギの千切りを揚げて上から載せる。
角煮の下はコンジ(お粥)になっていてヘルシー。


ウォルドーフではサムスン系投資会社の説明会が行われていた。
ウォルドーフではサムスン系投資会社の説明会が行われていた。
アメリカにおいては韓国の存在が結構大きくなっているように感じた。テレビ、車、広告。そして米国映画にも韓国人が出てくる。バブル期に日本人がよく米国映画に登場したように。


部屋からの眺め。
部屋からの眺め。


クラブルームで軽く朝食。
クラブルームで軽く朝食。アメリカとは思えない丁寧な接客。


このビルの6階にニューヨーク緑内障コンサルタントのアップタウン・オフィスがある。
このビルの6階にニューヨーク緑内障コンサルタントのアップタウン・オフィスがある。典型的な色素性緑内障など日本では珍しい患者さんを診察させていただいた。


グラウンドゼロへ。韓国のKBSが取材していた。
夕方、病院見学を終えて、グラウンドゼロへ。韓国のKBSが取材していた。


グラウンドゼロ。少しずつ建築物が姿を現している。
グラウンドゼロ。少しずつ建築物が姿を現している。


タイムズ・スクエア近く。
タイムズ・スクエア近く。ビン・ラーデン殺害直後も賑わっていた。
レディ・ガガの「モンスター・ボール・ツアー」の広告が華々しい。


騎馬警官が優しく記念撮影に応じている。
騎馬警官が優しく記念撮影に応じている。ナイスガイである。馬がまたきれいでわたしもつい撫でてしまった。


「オペラ座の怪人」へ。
頑張った自分への褒美?として「オペラ座の怪人」へ。会場前から長蛇の列。
わたしは2回目。隣席の女性達は7回目以上という強者揃いで、盛り上っていた。


第一幕ラストに落ちてくるシャンデリア。幕間に撮影。
第一幕ラストに落ちてくるシャンデリア。幕間に撮影。
美しいアリアに今回も感激。
帰りは近くのBirdlandに寄って、すこしばかりジャズを楽しみながら、遅い夕食をとってNY滞在を締めくくったのでありました。

出張中お世話いただいた先生方に厚く御礼申し上げます。



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| 眼科学会 | COM(0) | TB(0) |
2011-06-07 (Tue)
日向市駅にて。これが最近の外国出張セット。
5月2日月曜日夕刻、ARVO学会出張が始まる。
日向市駅にて。これが最近の外国出張セット。
リモワ、キャリーとデイパック。リモワ以外は機内持ち込み。
ANA最終便にて羽田。


成田5月3日朝、大震災後ながら意外に混んでいて、かえって安心した。
成田5月3日朝、大震災後ながら意外に混んでいて、かえって安心した。


ANA  にてNY JFK着。入国審査はかなり混んでいた。
ANA にてNY JFK着。入国審査はかなり混んでいた。(もしかしたらこの場所も写真は控えるべきだったかも。)ビン・ラーデン殺害直後だったが警戒は通常の感じ。係官はフレンドリーであった。


NYらしくイタリアンなサンドイッチの朝食
NYらしくイタリアンなサンドイッチの朝食をとって、フォートローダーデール行きのフライトを待った。


ヒルトン・フォートローダーデール・マリーナの部屋。
ヒルトン・フォートローダーデール・マリーナの部屋。会場に最も近いためARVOで一番人気のホテル。


学会場フォートローダーデール・コンベンション・センター
ヒルトン・マリーナから学会場フォートローダーデール・コンベンション・センターGreater Fort Lauderdale/Broward County Convention Centerを撮る。


ARVO学会場
ARVO学会場内、遙か向こうにエスカレーターが見える。
3階の奥にある講義ホールに行き、1階のポスター会場を回るとかなり歩くことになる。


この学会の、みんながテーブルでパソコンに向かって勉強している雰囲気が好きである
この学会の、みんながテーブルでパソコンに向かって勉強している雰囲気が好きである。
毎回、ああ、わたしも勉強せんといかんなあと思う。


ヒルトン・fマリーナHilton Fort Lauderdale Marina Hotel の外観
ヒルトン・マリーナ Hilton Fort Lauderdale Marina Hotel の外観


ヒルトン裏手のマリーナ。
ヒルトン裏手のマリーナ。部屋から撮影。
5月5日木曜日学会も無事終了し、夕方のフライトでニューヨークへ。続く。


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| 眼科学会 | COM(0) | TB(0) |
2011-06-05 (Sun)
メディカル朝日6月号の記事に面白い一節がありました。

帝京大学 村川裕二教授の連載「循環器 この薬を使う理由」の余談

「さっき電車の中で読んでいた雑誌が、英語だったか日本語だったか思い出せない」ようになれば英語の達人だと書かれていたが、まだ道は遠いとして

教授が最近悩んだのは

Expect me when you see me.

という、単語はとても単純だけれど

どう訳したら良いか分かりにくい文章。

いかがでしょうか?

「わたしが診たら大丈夫?」みたいな?



Expect me at 7 PM.
が午後7時に帰る、なので
見た時が帰った時
すなわち 「帰宅する時間がいつになるか分からない」の意

Expect me...の英訳

という解説でした。

なるほど。


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2011-06-02 (Thu)
研究の探求というヘンな言い方をして恐縮ですが

今年の日本眼科学会スキルトランスファー
基礎実験の手技セッション抄録の中において
理化学研究所T先生は以下のように述べています(抜粋)。

「せっかく忙しい臨床医が研究(基礎研究 フォーチュン注)するならば、少しずつ応用研究(創造・開発)を目指した基礎研究をする方がよい。

論文以外の何かを生み出すことにつながるかどうかを意識しながら研究を進めれば、日本の眼科からイノベーションを起こすことも可能なはずである。

アジア各国が研究面で追いついてきて日本のプレゼンスが低下するなか、韓国、シンガポールのようにイノベーションにも積極的な国々が出現してきている。

ライフサイエンスの成果が国力を左右しかねない近未来への備えが必要である。」

わたしが感心していても迫力ありませんが、眼科再生医療研究の最前線におられるT 先生の危機感がダイレクトに伝わるお言葉でありました。


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