2011-05-29 (Sun)
今週の白内障手術も
チン小帯が弱い例が多く
気を遣った。

8割の例がチン小帯脆弱
半数がAVD(Anterior vitreous detachment)であった。

カプセルサポーターは1例のみ使用。

九州の地理的に比較的孤立した田舎であるためか
核が固く、チン小帯脆弱、AVD+チン小帯バリアー破綻、高齢・落屑症候群・白内障という例が当院は多い。

このようなときアルコン社のInfiniti Ozil IPシステムはかなり役立つ
吸引、流量、還流量を低設定としても、核破砕効果が落ちないので、慎重に固い核を処理するのに効果的である。
ただ時間は掛かる。

核片が寄って来にくい時もあるのでやや「かったるい」
チップの先にというか横に核片があるのに入ってこない。

このような時、ハンドピースの先(チップ)を後嚢に注意して細かく振ると、流体力学的に変化を生じて、核片が寄って来やすく、破砕しやすいように思う。

シェケナベイビー!
である。

これはもちろん、全く他の医師には勧められないが、現象として、そのような気がする。

シェケナベイビー
といえば内田裕也「さん」であり
(彼はいつも業界内ではさん付けで呼ばれていた)
有名なのは沢田研二を有するザ・タイガースを見いだして檜舞台に出したこと。
またビートルズが来日した際の前座を務めた。


昔、ビートルズの曲 Twist and shout!
冒頭において
ジョン・レノンがシェケナベイベー、ナウ
と歌っていて、
シェケナベイべーとはなんのことか
よく分からなかったけれど

Shake it up baby now ! “

さあ、腰を振れ!
ということだったようだ。
ビートルズ ツイストアンドシャウト

白内障手術もほんの少しだけなら、twistしてみても良いのかも
そう思ったわたしでありました。


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| 白内障手術 | COM(0) | TB(0) |
2011-05-26 (Thu)
パリで開かれる世界緑内障学会 World Glaucoma Congress (WGC) が迫ってきた

と思ったら
今年もアイスランドの火山が火山灰を吹き上げている!

ヨーロッパの学会は時間的にも遠いので
参加を諦めていましたが
羽田国際化のお陰で一日以上節約できそうなので
今年は演題も出して参加予定です。

Iceland volcano eruption
という見出しが目立つのですけれど
医師はeruptionと来たら
発疹と訳します(よね?)。

恥ずかしながら
Eruptionには噴火・爆発という意味もあると初めて知りました。
今のところドイツに向かって火山灰が飛んでおり
一時空港閉鎖もありました。

わが宮崎県の新燃岳も大変だったので
今も風向きが気になりますが
BBCでも風向き予報がよく見受けられます。

アイスランド火山

新燃岳

パリに行ってから帰れなくなったら大変です。

火山はGrímsvötn volcano と言うのですが

それに掛けて?
Not so grim 「さほど状況は厳しくない」
という報道もありますので
無事にパリのWGCへ参加出来るようにと願っているところです


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| 眼科学会 | COM(0) | TB(0) |
2011-05-25 (Wed)
5月23日月曜日
午前の外来が忙しい。

午後1時15分外来をほぼ終了し
後をO先生に御願いして
D小学校眼科検診へ。

650名の眼科検診
学校側も子ども達も検診医も大変である。

午後3時
今週の手術、入院患者さんの手術順番、治療内容決定指示を病棟ナースと検討・指示。

午後の外来も忙しい。
今日は急にお通夜が入った。
通夜に行って帰ってくるまで1時間かかる。

なんとか午後のレーザー、診察を頑張って
午後6時20分
喪服そのほかを持ち
白衣のままタクシーに乗り込む。

20kmほど離れた延岡の葬儀社まで
30分の道のり
電話の用件をいくつかすませ
車内で白衣その他を脱ぎ
喪服に着替える。

お世話になった故人の遺影に祈りを捧げ
御親族や知人に挨拶していると
帰るべき時間が迫る。

待機してもらっていたタクシーで日向まで帰る。
午後7時半から
日向市救急診療所にて午後9時半まで
時間外救急診療当番を内科の先生とペアで担当する日である
当院の厨房が作ってくれた弁当を食べつつ急ぐ。
午後7時25分ギリギリで喪服のまま救急診療所到着。

このところ担当日にはインフルエンザや嘔吐下痢症などの患者さんが多く
内科の先生がほとんどすべてを担当されるので肩身が狭かったのだが
今夜はほとんど急患もなく、平穏無事に終了。
W先生ありがとうございました。

救急診療所は終了時間がくるとすぐにクローズされる。
雨の中、喪服とキャリーバッグ(パソコン・資料)と
トートバッグ(ネクタイ・ワイシャツなどの着替え)と
眼科往診バッグ(手持ち細隙灯、ポータブル・ボンノスコープなど)を持って
タクシーを待つ白衣姿の怪しいわたしでありました。


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| 眼科診療 | COM(0) | TB(0) |
2011-05-23 (Mon)
日本眼科学会ではEDI-OCTによる脈絡膜観察がひとつのトピックでした。

これはスペクトラルドメインOCTでは光源からの至適距離において最も良好な画像が得られることを利用して、その至適距離を脈絡膜側にシフトさせて観察する方法です。

福島県立医大のM先生(日眼抄録集88ページ)は
enhanced depth imaging(EDI)-OCTを用いて中心性漿液性網脈絡膜症(CSC)、加齢黄斑変性、原田病、病的近視の脈絡膜にその疾患の首座があると考えられる例についてのEDI-OCT画像を示しています。

欧米の研究者があまり見ることがない疾患は原田病なので原田病のデータは貴重だろうと思います。

神経眼科と緑内障に応用できないものでしょうか。
日本眼科学会木曜日の緑内障セッションでも、香川大学のH先生 が(抄録集 40ページ)NTGの脈絡膜厚と視野障害速度について報告をしています。

既にQuigley教授がOphthalmology最新号に緑内障との関連性についてデータを出しており、この論文では緑内障の進行程度と脈絡膜厚との間には関連性が見られないという結論のようです。

さらに視神経乳頭の解析はどうでしょうか。
研究の進展が期待されます。


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| 眼科学会 | COM(0) | TB(0) |
2011-05-18 (Wed)
またまた前後して恐縮ですが
ニューヨークからの帰り
ANA009便
すぐ寝なくてはと思いながら
映画のリストに「幸せの始まりは」
が入っていた。

主演がリース・ウィザースプーンなので
(「キューティ・ブロンド」で大ブレイク)
ついつい観てしまった。

軽妙な恋愛映画である。
幸せの始まりは HP

ストーリーとは余り関係なく興味深かったのは

31歳になり、ソフトボールのアメリカ代表から漏れて
恋も人生もうまく行かず
つい弱気になった主人公のリサが
心理治療に訪れたシーン

すぐに場違いだと思い直して
帰り掛けたリサは
再度診察室に戻ってきて精神分析医に尋ねる。

どんづまりの時にアドバイスする言葉をください。
みんなに良く効くフレーズってあるんじゃないですか?

ありますよ。
それは

「欲しいものを知り
手に入れる方法を学びなさい。」

ここに来ることにも勇気が必要だったでしょう。

そして今あなたは帰ろうとしている。
それもまた大変だ。

あなたは自分が思っているより強い。

と分析医が話す
ちょっと心動かされるシーン。

さて

自分は自分が本当に欲しいものを知っているのだろうか?

少しばかり物思いに耽るわたしでありました。



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| 映画 | COM(0) | TB(0) |
2011-05-16 (Mon)
木曜日の日本眼科学会
夕方最後の閉塞隅角のセッション。
前のセッションが終わるとぞろぞろと退出する医師が多い・・。
トホホ。

今回の日眼は木曜日というのに
えらく参加者が多かった。
運営が改善されているためか
内容が多岐にわたり、いろいろな立ち場の眼科医が興味深く聞けるプログラムになっているためだろうか。
発表者にリボンなど付けてくださるのもモチベーションが高まるだろう。

小生の発表は体だけでなく頭の切れも悪く、折角の御質問にも十分なお答えが出来ずじまい。
なぜLens vault(水晶体前極から両側の強膜岬を結んだ線まで降ろした垂線距離)が閉塞隅角の検出パラメーターとして、AUC0.96と、他の水晶体パラメーター(水晶体厚、水晶体の位置)よりもはるかに良好な数値を示すのかという疑問はずっと考えていたのだが、なかなかうまく説明できない。
とにかく水晶体がどうなっていようと、強膜岬の前にある水晶体の出っ張り部分が大きいと悪さをするんですよ、と言うことなのだけれど・・。

午後5時を遙かに過ぎて、午後6時半の飛行機の時間が迫るため、会場をM先生と走って退場。

ギリギリかと思ったが、タクシーを使わず、電車で浜松町へ行き、モノレールでANAへ。
結構余裕で間に合った。
さらに後の時間のJALも念のため予約していたがこれは使わずに済んだ。
キャンセルの電話を入れるとJALのオペレーターの方がとても優しく残念そうにキャンセルしてくださった。

宮崎便のゲートは66番と地の果てのような場所にある。
ところがそこにもちゃんとスターバックスがあって文化度が上がっている(笑)。
宮崎弁に囲まれ、ほっとしながらカフェモカを楽しむわたしでありました。



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| 眼科学会 | COM(0) | TB(0) |
2011-05-12 (Thu)
ARVOの話もまだ途中なのに
もう日本眼科学会である。

台風である。
時差ぼけである。トホホ。

木曜日に日帰りで発表しようと考えていたけれど
(午後4時40分頃
演題名:閉塞隅角とlens vault)
もし台風で欠航したら大変。

急遽、水曜日夜の最終便で東京へ。
かなり揺れた。

摂氏30度から14度へ。

宿泊はペニンシュラ東京。
外国人客が少ないせいか
ネットでかなり格安であった。

格安客にもかかわらず
午後10時過ぎに着いたせいか
最上階の結構良い部屋に通してもらっている気がする。

ファシリティがしっかりしていて
とても快適である。
バスタブも深い。
ライトコントロールパネルは手が近づくと
ぽっとパネルが点灯して
暗くても場所を迷わない。
部屋もとても静か。

国際フォーラムにも近い。
接遇も良い。
部屋にエスプレッソマシーンが入っていて
お湯も作ってくれる。

電気スタンドと加湿器を借りて受験生状態で学会準備。
意外に時差ぼけが残っていて眠い。
お留守番の先生方に大変お世話になっているのでその分も頑張らなくては。

発表後はすぐに会場を出ないと宮崎への最終便に間に合わない。
午後6時45分発
MI?
(Mission Impossible ?)

大変だけれども学会発表が勉強のモチベーションを上げてくれて
本当に有り難い。
駆け足ながらなんとか意義ある発表ができますように。


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| 眼科学会 | COM(0) | TB(0) |
2011-05-10 (Tue)
全日空NH010便は予定通り5月3日火曜日午前10時45分JFK着。
午後3時30分AA821にてフォートローダーデールへ。
AAの分はアライアンスしていないので国内線格安チケットを事前購入していた。
3時間の距離だが9000円くらい。

自動チェックイン時にプレミアムクラスが空いていた。
これも格安でアップグレードを購入。
クレジットカードをスキャンすれば良いので便利。
お陰で良く眠れた。

午後6時45分フォートローダーデール着。
タクシーにて学会場近くのヒルトン・フォートローダーデール・マリーナへ。
ああフロリダである。

部屋で急いでシャワーを浴びて
(バスタブがない!)
同ホテル内で開かれたK大学レセプションへ。

とても賑わっていて、外国人研究者も沢山来ている。
米国に御留学中のG先生I先生
メルボルン大のK先生
などさまざまな先生にお会い出来て有意義であった。
神経眼科のK先生もいらしていて、今年の神経眼科学会において催されるWalsh in Asiaについても事務的な指示をいただく。
Y教授そして医局の先生方本当にありがとうございました。


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| 眼科学会 | COM(0) | TB(0) |
2011-05-08 (Sun)
眼科学会でフロリダ、ニューヨークと旅している。
現在、アメリカのCNNには日本政府(外務省)による大震災支援感謝CMが流れている(4月25日から5月15日まで)。
富士山をバックに静かに君が代のメロディーが流れて、感謝のコメントが流れる。
最後になぜか非日本人の発音でアリガトゴザイマスと締めくくられる。
あたかも日本が沈没したかのような沈鬱さである。

どうして
現場で頑張る自衛隊員や前向きな被災者の方、ボランティアをもっと出して、大丈夫、元気です!というメッセージにしなかったのだろうか。

Concernされていたら
Thank you. I’m great!
ではないかしらん。
制作時期が早かったはずなのでこのようなムードだったかとは思うが、それにしてもなんとかならなかったものかしらん。
フロリダでやけに目に付くようになった韓国車を見ながらそう感じた。

今回米国滞在中、外国の先生方には、また、ニューヨークではわたしが日本からのvisiting doctorであると紹介されると本当に心からのお見舞いの言葉を患者さん達からもいただいた。
本当に有り難い。
そして実際、すでに日本は元気なのだから、以下のように答えたのでありました。

日本は元気です。しっかり回復中です。
本当にありがとうございます。



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| 国際問題 | COM(0) | TB(0) |
2011-05-06 (Fri)
5月3日水曜日早朝起床
朝一番のリムジンバスにて成田空港へ向かう。
道路はかなり混んでいる。
ディズニーランドへ行く車が多い。
思いがけず人出が多そうなので嬉しい。
浦安を過ぎるとスムーズに成田着。

今回はANAのニューヨーク直行便NH010にて出発。
ビジネスクラスのシートはすべてセミ個室化してある。
シートは完全にフラットになるのでとても良い。
しかし朝の出発なのでなかなか眠れず
少し論文を読んだ後はついつい映画を見てしまう。

「英国王のスピーチ」
観ましたか?
わたしは最近また英国調なものが好きになっている。
この渋いようでモダンな映画の雰囲気もとても良い。

息子と厳格な父親の問題
要領の良い、放蕩息子の長男と吃音の次男
人間的成長
友情
妻のウエットすぎない、しかし深い愛情

食事と飲み物のリストに
「川越」という宮崎の幻の焼酎が入っていた。
乗務員の方に聞くとかなり有名らしい。
360対1くらいの(笑)お湯割りにしてもらう。
良い香りである。

それでも顔が少し赤くなる
情けないわたしを乗せて
NH010便はニューヨーク目指して順調に飛行してゆくのでありました。


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| 眼科学会 | COM(0) | TB(1) |
2011-05-03 (Tue)
5月2日月曜日
三連休を前に外来が忙しい。
席を外した際にCNNを覗くと
今から15分後にオバマ大統領が日曜日の夜にも関わらず
緊急の重大発表をすると告げていた。

午後の外来も忙しい。
スタッフのがんばりのお陰で
ギリギリで宮崎空港行きの特急に飛び乗ることが出来た。

車内に家内からのメール。
オサマ・ビン・ラーデンが米軍によって殺害されたとの知らせ。

ということは
→アル・カイダの報復の危険性が高まる
→その最もシンボリックな標的は
→ニューヨーク
→今そこへ行く哀れな眼科医は
→わたしである!

この時期
米国中部では天候が不順で
シカゴ経由フォートローダーデール行きはキャンセルされたこともある。

今年は竜巻が多発した。

そこで成田発ニューヨーク、そしてARVOが開かれるフォートローダーデールへ行く旅程としていた。
乗り継ぎのため、危険かもしれないJFKの中に5時間くらい滞在する。

帰りもJFK。
NYで少しだけ勉強もする予定である。
国内便のセキュリティ・チェックも一層厳しくなるだろう。
(米国のセキュリティ・チェックは国内線の方がずっと厳しい。特に外国人に対して)

どうしようかしらん。

とにかく行きは変更できない。
5月5日のポスター・セッションが待っている。
今夜東京で泊まっているホテルではBBCワールドしか見ることが出来ないが
注意して安全第一で行ってくるしかありませぬ。

昨年もARVO後にニューヨークを経由して帰ったが
タイムズ・スクエアの爆弾未遂事件の直後と重なった。

ビン・ラーデンの死を知って、喜ぶ米国の若者達の姿もテレビでは流れていた。
9.11の遺族の人々の思いも分かる。
難しい、難しいことである。

ニューヨークというと
すぐにダコタ・ハウス周辺の風景を思い出す。

ジョン・レノンが生きていたら
今日の出来事についてどう呟いたことだろうか。


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| 眼科学会 | COM(0) | TB(0) |
2011-05-02 (Mon)
今日は休日当番医。
夜電話が入り、午後9時までには到着するはずの患者さんがなかなか来院されない。

すると再度奥さんから電話。
この男性は当院がある日向市から20km離れた延岡市との間の門川町に住んでいるのだが
なぜか延岡の眼科医院に行って、病院が開いていないと奥さんにケータイしてきたらしい。
トホホ。

奥さんも同乗して来ていただくように伝え、さらに30分待つと恐縮されながら来院された。
会ってみるととても気の良い方であった。
奥さんに網膜剥離手術歴があり
自分の光視症が網膜剥離発症時によく似ていると奥さんに言われてびっくりしたらしい。

20年前にぶどう膜炎の既往歴あり。

散瞳検査にて後部硝子体剥離以外は特に異常なし。
光視症は網膜が硝子体に引っ張られていることによるケースが多い。
光視症のようでいて神経眼科的な原因によることもあるので、自覚症状を良く聞くことも大事。

注意して経過を診ることとし、今日のところは大丈夫ですよと話すとすごく安心して帰って行かれた。
もちろん念のために再診を予定した。

大学勤務時代は感じなかったが、開業してから、急性の飛蚊症(後部硝子体剥離)、光視症は再診時に網膜裂孔や剥離が見つかって(見落とした訳ではなく、進行したもの)ヒヤリとすることが全くなかったわけではない。
昔のスケペンス先生の教科書には後部硝子体剥離後のフォローアップの必要性についてとても厳密に書いてあったが、網膜硝子体が専門ではなかったこともあり、大学時代は、そんなものかなあと思っていたが、第一線ではその通りである。
大学では患者さんがすでにスクリーニングされているので、新鮮な光視症や後部硝子体剥離を直接診ることがほとんどない。そのためピンと来なかったのかもしれない。

患者さんが忙しい立場であったり、自分の外来予約が込んでいる場合、再診間隔が開いてしまいがちであるが、注意すべきである。
また宮崎県人らしい素直な患者さんは光視症の悪化があっても例えば2-3週間後の予約を辛抱して待とうとする人がいる。
このため、飛蚊症や光視症の症状が明らかに悪化した場合、予約日を待たずに連絡するか
(わたしの田舎の人は電話で連絡と言うこと自体が億劫な人もいるので)直接当院に来てくださいと念を押すようにしている。

今夜の男性患者さんに何もおこりませんように。
デューティの午後10時を遙かに超えたけれど、患者さんがとても喜んでくれたのでこちらも嬉しくなった。
五月の九州とはいえ、少し肌寒くなった夜の風に吹かれながら駐車場へ急ぐわたしでありました。


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| 網膜の病気 | COM(0) | TB(0) |