2013-10-10 (Thu)
ソウルの空港でも
香港でも
シンガポールでも
ニューヨークでも
驚いたのは
インドのハイデラバード空港の書店でも、しかも何冊も、置いてあったのは
村上春樹さんのペーパーバックです。

ハイデラバードで
「What I Talk About When I Talk About Running」(走ることについて語るときに僕の語ること)を買って読みました。
もちろん日本語版は読んでいますし、英語版では珍しいエッセイなのでこまぎれにでも読みやすいのです。

昨年、ノーベル文学賞が中国(アジア)にもたらされたので
今年はどうか
などといわず
しかし淡々と、ノーベル文学賞受賞を待っている
という方も多いのではないでしょうか。

受賞の第一報が入ったとき
やはりジョギング中の村上さんにインタビューが入ってもらいたいですね。


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2011-07-17 (Sun)
連休ながら佐賀まで出張してきている。

福岡空港までJALのプロペラ機で来て
特急にて佐賀へ。
連休、夏休みの始りとあって、飛行機は満席。博多駅も大混雑。

宮崎空港にて
「おおきなかぶ、むずかしいアボカド」
(村上春樹著 マガジンハウス刊)
を見つけて購入。
出版されたばかりのようだ。

来週の研究会に向けて読まなければならない論文が多いのに
つい引き込まれてそのまま読了。

小生は1979年の群像新人文学賞「風の歌を聴け」以来の村上春樹ファンである。
当時は彼の本を男性の友人にプレゼントしてもおかしくないくらい
知る人ぞ知る若手作家であった。

「羊をめぐる冒険」以降の長編はあまり読んでいないけれど
短編と肩の凝らないエッセーは折に触れて読んでいる。

「おおきなかぶ」は近年のものとしては
特に楽しそうに、しかし注意深く手を入れて書かれたエッセー集である。

話の結末がゆるい方向に流れる
へたり方が好きだとか

金魚

ロック
ポップス
ジャズ
レコード蒐集
オープン・カー
ジョギング
心の痛み
暗闇
怒り

など硬軟とりまぜた事柄について語る。
どの文章も面白い。

この本の表題は
エッセーの題名を組み合わせた
村上氏らしいものになっている。

全く勝手な想像だけれど
多分編集者間で
「あざらしのくちづけ」というエッセーの題をそのまま表題にしたら良いのではないか、
しかしどこか表題としては村上春樹らしくないような・・
という議論もあったのではないかと思う(匂いに敏感な村上ファンの人どう思います?)。

他の雑誌のインタビューでも語っていてこのエッセーでも
書いているエピソード(なので引用しても良いと思いますが)

バルセロナにおけるサイン会で女の子達がサインをしたあと
「キスしてください」
というのでいちいち立ってキスしていたら
時間がかかり
出版社の人が
「時間がないからキスまではやめましょう」
といわれたけれど
「いや、僕は作家として最後まで責務を果たします」
と主張した話(笑い)など。

村上ワールドが満喫できます。


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