2010-03-02 (Tue)
以前から書いていますように
勝間和代さんの著書はほとんど購入して読んでいます。

「自分をデフレ化しない方法」勝間和代著 文春新書
は著書本人がホームページで内容を広告していました。

すでに目次だけでも面白いのでコメントしようと思いましたが、さすがに買ってからと思い直し、ようやく先日購入。

デフレ時代のサバイバル術16カ条
1. まずは収入の2割を貯める
2. 蓄財は投資信託を活用する
3. 住宅ローンは慎重に
4. パソコンは買っても車は買うな
5. 教育費は年収の10パーセントまで
6. 290円弁当は本当にトクか
7. 安いだけの服は買わない
8. 究極の節約法はタバコ、酒をやめること
9. 自分の会社の実力を知る
10. 日常の仕事自体が自己研鑽につながる会社選びを
11. 資格マニアになるな
12. 低コストを生かした将来投資を
13. どこでもよいから正社員就職する
14. 結婚はリスクヘッジになる
15. 結婚リテラシーの必要性
16. カイゼン方式でストレス解消

デフレの問題点とその対策について分かりやすく書いてあり、菅直人国家戦略担当相(現財務大臣)「まずデフレを止めよう」というプレゼンテーションしたことも記載されています。

勝間和代さんのプレゼンテーション

この本の中ではその後菅財務大臣がデフレ宣言をしたことまでですが、一昨日のニュースでは菅大臣がデフレを今年度中にインフレに転換したいとコメントし、その内容はほぼ勝間和代さんのプレゼンテーションの内容
「来年度のGDPデフレーター上昇率1%程度を目標とする」と一致しているようです。

大前研一さんという偉大なコンサルタントが日本にはいますが、同じマッキンゼー出身の勝間和代さんの話は大前研一さんのお話より一般人に分かりやすく、実生活のにおいがするような例えを用いるので政治家にも分かりやすく受け入れやすいのかもしれません。

大前研一さんの言うことはいつも素晴らしく的確なのですが、大前さんが余りに切れ味鋭いためか、かえって言うことを聞きたくないという、ある種の反感を持つ人もいるのかもしれず、残念です。

さてこの短いテキストでも十分に日本の長期デフレでは日本が成長しないことがよく分かりました。
デフレでも困らない、かえって得をするのは確固たる地位と収入がある高齢者のようです。
そうするとこれを変えるのは至難の業であり、政府や行政の内部から自発的に思い切った変化を創出するということは期待しにくいかもしれません。

本書には

「FRBに比べると日銀はいくら東大を出ていても畑違いでマクロ経済学の知識に弱い素人集団なのかもしれません。」

「日本の大手マスコミに就職する人は法学部・文学部出身者が多いため、経済を論理的に理解できません。」

と思いきったコメントが書かれていて、大丈夫かなと思うほど切れ味抜群です。

勝間さんが言うようにわたしたち自身の意識改革および勉強が大事だとつくづく思う今日この頃であります。



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