2013-12-05 (Thu)

今年は珍しく年末年始の休日当番医が当たらなかったので
仕事をかねて年末にタイのバンコクへ行く予定でした。

ところがバンコクでは反政府デモが激しくなり、死者も出る衝突が起こってきたので
やむを得ず、先日バンコク行きをキャンセル。
トホホ。

そのかわりに
急遽香港に行く予定を立て
ダメもとでフライト予約がまだ出来るかエージェントに尋ねると
ラッキーなことに日系エアラインが2席だけ空いていたので
すぐさま予約。

ホテルもPホテルなどもちろん満室
ところが誠に運良くFホテルが1室のみ空いていたので
すかさず予約。

ほっとしていたら
中国の防空識別圏問題が勃発。
香港行きはこの領域を通るようです。

日本政府は日系エアラインにフライト計画書を出さないように指導中
ということは
昔、アメリカからソウルに帰る大韓航空機がソ連の戦闘機に撃墜された事件の(原因はまた別ですが、戦闘機のパイロットがやる気満々、と言う展開は同じかもしれない)再現もあってはなりませんが、全くゼロではないかもしれません。

日系のフライトは、香港行きが実際はキャセイが運行する共同運航便ですが(キャセイ・パシフィックはフライト計画を出しているはず)、羽田への帰りは純粋な日系フライト。

小生は1983年9月1日に大韓航空機が撃墜されるほんの数日前
大韓航空機で同じ航路をたどって、1ヶ月近いオハイオ州立大学眼科とマサチューセッツ眼耳科病院見学から日本に帰りついていたのでありました。

Gゼロ時代には年末のアジア旅行さえも大きな影響を受けることになっている。
昨日のバイデン副大統領の米中会談も防空識別圏についてはやはり腰砕けの様子であります。
(Gゼロ時代: 蛇足ながら、イアン・ブレマ-がいう、米国主導の体制が終わり、それに変わる主導国がいない時代)
「Gゼロ後の世界」イアン・ブレマ- 日本経済新聞出版社

リスクを考えると香港行きもキャンセルかしらんと、迫るフライトチケット発行期限を前に思案しているところであります。


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2013-09-09 (Mon)

それにしても本当にオリンピック東京開催が決まるなんて
わたしもドキドキしました。

土曜日宮崎神経眼科セミナーのあとの夕食会から
電車で午前1時近くに帰宅。
午前2時過ぎに寝て
午前4時半につい眼が覚めて
開催決定の瞬間を見届けることが出来ました。

寝不足で日曜日は仕事になりませんでしたが
嬉しい寝不足でした。

それにしても
発表時のロゲ会長の淡々というのか
きょとんとしたような言い方は(失礼)トキョという発音のせいなのか
もうすこし引っ張るなり
声を張り上げるなり、盛り上げてみてもよかったのでは(笑)
と演出したくなったのでありました。


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2013-09-06 (Fri)
それにしても
オリンピック候補都市会見に
福島第一原発関連の専門家(規則上、会見に出られないのであれば質疑応答のアドバイザー役でも良い)を急派できていないのはなぜだろうか。

外国のメディアがロジカルに安全を保証してもらいたがっていることは
それさえ(それが大変かもしれないが、なんとかなるのではないか)、理論的に(ただ安全と神風に頼るようなことを言い張らずに)保証できればかなり当選確率が高いのではないかしらん。

あと2日なんとか頑張っていただきたいものであります。


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2013-08-05 (Mon)
麻生太郎さんの「ナチス憲法」問題発言を聞いてすぐに思い浮かべたのは
杉原千畝(ちうね)のことであります。
当院の7月発行の院内新聞に杉原千畝をたまたま取り上げたばかりでした。
麻生さんの発言は文脈が誤解されているようにも見えますが
発言が何を言いたかったのか、明確さを欠いていることとデリケートな例えを持ち出したこと自体が失敗だと言うことでしょうか。

第二次世界大戦末期、リトアニアに赴任していた外交官杉原千畝はナチスに追われる数千人のユダヤ難民に対し、人道主義にもとづき独断でユダヤ難民が日本経由で第三国へ避難する道を開いた人物です。
このため戦後外務省への再就職はならず、ユダヤ人社会からの顕彰をうけてようやく2000年に外務省より名誉回復がなされました。

麻生さんの発言に対して米国に拠点を置くユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」からの抗議もあったようですが、まことにもったいない失態であります。
日本の米国医学留学生の一部は(というか意外に多く?)日本に好意的なユダヤ系アメリカ人教授を師匠に持つ方もいるのではないでしょうか。
杉原千畝の存在は第二次世界大戦中に差別迫害を受けた日系米国人の戦後の社会的地位向上にも寄与したのではないかと思われます。
東日本大震災の時、スギハラを思い出して日本を支援しようというユダヤ社会の動きもあったと聞きます。

終戦記念日が近づきます。
第二次世界大戦の傷跡というものはおそらく戦後百年を超えて論争されて行くのではないでしょうか。
戦禍を受けた人々の思いが終わらないのは当然であります。

小生にとって、大層なと笑われそうですが、アジアの眼科学とのおつきあいもその様な点、アジアと日本がどのように仲良くつきあってゆくか、が出発点だったような気がします。

個人的には自分が出来る範囲で自然に誠実にアジアの先生達とおつきあいして行くことがほんのわずかでもどこかでなにかに役立つと良いのだが、と感じている、なんとはなしに蝉の声の盛りが過ぎてきたような8月5日早朝であります。


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2013-01-18 (Fri)
APAOハイデラバード聞き書き。

ハーバード大学眼科のW教授から伺った話。
オバマ大統領がハワイ育ちであることはよく知られています。
W先生のフェローであった、今はK大学医学部教授のA先生はハワイ育ちであることもよく知られています。
そしてオバマ大統領と高校の同級生であったとのこと。

オバマさんが大統領に選出された祝賀会に招かれたそうであります。
すごい。
日本の眼科にもいざとなったらオバマ大統領がついているかも
(微笑)。



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2012-12-23 (Sun)
ダニエル・イノウエ議員の訃報を大変残念に思います。

ハワイ出身日系二世のダニエル・井上議員は、よく知られているように、ヨーロッパ戦線で日系二世部隊として片腕を失いながらも超人的な活躍をし、その後議員に転身し50年の長きにわたって米国の議員生活を送られました。そして日米両国の友好関係に多大な貢献をされました。

わたしは遠縁ではありますが、日系アメリカ人の親戚がおり、また戦争世代日系人の皆さんの苦労を聞いたことがあることから、引退されたイノウエ議員にもし可能ならぜひ一度お会いしたいと思っていたのですが。

サンフランシスコにはKIMOCHI会という組織があって、日系米国人のコミュニティを支えていましたが、今はどうなっているのでしょうか。
訃報を伝えるニュースの街頭インタビューでは日系米国人がマイクに向かって、この後誰が後を継ぐのか心配だと言われていました。

米国からは韓国系米国人ジム・ヨン・キム医師(WHOにてエイズ治療に尽力)が世界銀行総裁になり、外交でも米国政府のアジア外交に関与していたビクター・チャさんも韓国系のようです。
米国では中国系、韓国系の人々の躍進が目立ちますが、日系米国人の更なる活躍に期待したいと思います。



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2012-12-16 (Sun)
CNN「ピアース・モーガン」において
話題の本「More Guns Less Crime」
の著者ジョン・ロットとホストのピアース(銃規制論者)がものすごい剣幕で言い合うという場面を見た。

子供20人が射殺されるという、泣いてはならない大統領も涙する悲惨な事件を受けてのこと。
小生も本当に心から犠牲者のご冥福をお祈りしたいと思います。

もっと銃を配置することで犯罪を減らすことが出来る
という統計学的データについてはさまざまな議論があるようだ。

一度拡散した銃を取り締まることは無理だ
銃を規制すれば銃を持たないひとがかえって危険になるという主張も米国では多く聞かれる。

この話を聞きながら
しかし日本の国内的な安全を感謝すると言うよりも
北東アジアの核問題、領土問題を考えざるを得なかった。

Gゼロの時代、地政学的に安全性の高いブラジルは勝者
危険な地帯の日本・イスラエルは敗者というのがイアン・ブレマ-の見立てである。
(「Gゼロ」後の世界 イアン・ブレマ- 日本経済新聞出版社)

「無法者」が銃を持ち
核を持つとき
われわれはどうすればよいのだろうか。

これもまたさまざまな議論があると思うけれども
アジアパシフィック眼科学会などの国際学会において
中国、韓国、インド、シンガポール、米国の先生方と個人的に食事をしたり
緑内障について教えを請うたりすることも、ほんの少しばかり、ほんの1ミクロンくらいは、平和友好に役立つこともあるのではないかと、大げさかもしれませんが、そうふと思う、日曜日であります。


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2012-10-14 (Sun)

九月
米国からの帰途
AAの窓側に座っていると
通路側に黒いセーター姿の
アンジェラ・アキさんをニューヨークっぽくしたような女性が座ってこられた。

食事の際に
お話しすると
資生堂ニューヨークの幹部らしかった

「そういえば
わたしの家内もSK-IIの愛用者ですよ。」
と話したら

「オー、ライバルガイシャデスネ。」
と言われて話が終わってしまった。

SK-IIってマックスファクターでしたね。
トホホ。

造り酒屋の杜氏が美しい手をしていたことからヒントを得たという、その余りに日本的な成り立ちとネーミングのため
つい、SK-IIを資生堂製品と勘違いしていたわたしでありました。



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2011-05-08 (Sun)
眼科学会でフロリダ、ニューヨークと旅している。
現在、アメリカのCNNには日本政府(外務省)による大震災支援感謝CMが流れている(4月25日から5月15日まで)。
富士山をバックに静かに君が代のメロディーが流れて、感謝のコメントが流れる。
最後になぜか非日本人の発音でアリガトゴザイマスと締めくくられる。
あたかも日本が沈没したかのような沈鬱さである。

どうして
現場で頑張る自衛隊員や前向きな被災者の方、ボランティアをもっと出して、大丈夫、元気です!というメッセージにしなかったのだろうか。

Concernされていたら
Thank you. I’m great!
ではないかしらん。
制作時期が早かったはずなのでこのようなムードだったかとは思うが、それにしてもなんとかならなかったものかしらん。
フロリダでやけに目に付くようになった韓国車を見ながらそう感じた。

今回米国滞在中、外国の先生方には、また、ニューヨークではわたしが日本からのvisiting doctorであると紹介されると本当に心からのお見舞いの言葉を患者さん達からもいただいた。
本当に有り難い。
そして実際、すでに日本は元気なのだから、以下のように答えたのでありました。

日本は元気です。しっかり回復中です。
本当にありがとうございます。



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2011-02-24 (Thu)
クライストチャーチ地震の報を聞いてヒヤリとした。
学校は違うが、息子が2年前の夏に語学研修に行っていた。
今回の日本人学生の受難は人ごとではない。

息子が行っていたクライストチャーチの語学学校はシステムがきっちりしていて熱心であった。
街も適度に都会で適度に田舎であり、治安も良く、語学研修に最適な環境だ。
日本人学生が多いのも頷ける。

日本の国際緊急援助隊もかなり迅速に出発していった。
とはいえ救出は時間との闘いだから、受け入れ側との調整も大変だろうが、もっともっと速く投入できないのであろうか。

神戸市長田区にあった小さな製薬会社、万協製薬が神戸地震で被災し、そこから社員を大切にした新しい製薬会社に再生してゆく物語を社長の講演で聴いたことがある。

神戸の震災時、当時の村山首相が近くに駐屯していた自衛隊の出動をもし速く決断できていたら、実感として6000名の死者が半減したのではないかと(あくまで個人的な感覚的なものかもしれないが)社長さんが悔しそうに話していたことを思い出す。
万協製薬

未曾有の地震に村山首相と言うより政府や行政自体が準備不足であったということのようだが、この痛ましい経験から日本は大きな教訓を得た。

語学学校「キングスエデュケーション」の入っていたビルは地震前の写真では一見しっかりしたビルのように見えるが倒壊の程度が甚だしい。
地震も大きかったのだろうが、耐震設計という思想が国外にはあまりないと聞く。
地震時の救護活動のノウハウや耐震設計という思想を日本発で世界に広めてゆくことはとても意義あることと思う。
冷泉彰彦のコラム

国際緊急救助隊の奮闘に期待しています。


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2010-11-15 (Mon)
アウン・サン・スー・チーAung San Suu Kyiさんの動向はいつも気になっている。

シンガポール国立眼科センターの Aung准教授にいつもお世話になっていることもあり、ミャンマーに関心がある。
Aung先生はシンガポール生まれなので英国式に Tin Aungと論文に記載している。

しかしネットで調べるとミャンマーでは姓名という区別がないらしい。
日曜日の朝日新聞も(やむを得ず?)スー・チーさんと記載しているが
アウン・サン  スー・チーさんと分けてはいけないらしい。

またSuu Kyiと綴るのに日本では、というか世界のメディアではスーチーと発音して
キーではなくチー Cheeになっていることも気になる人がいると思う。

これはKyiと言う部分の発音がキーというかチーというか微妙な処であるかららしい。

ミャンマー系米国人のブログ

彼女は京都大学において研究を行ったことがあり、日本との縁もある。
ミャンマーへの眼科医療奉仕としては四国の藤田先生が長年貢献されている。
頭が下がることであります。
内情がよく知られていないミャンマーだが、実はとても穏やかな良いところらしい。
さらに開かれた国になって日本とのつながりが深まると良いと思っています。


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